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2006年 08月 27日 ( 1 )
 お血と微小循環障害 ③  -血液検査の盲点ー
血液検査の結果「異常はありませんでした」と言われてひと安心!!
検査技術の進歩から様々な角度から生体の情報を得る事ができるように
なりました。
 例えば赤血球の検査でも「赤血球の数」だけでなく「赤血球の質」を
見れるようになっています。上記の「異常なし」は「数」だけのことで
「質」まではみていません。

 今回、問題にしてみたいのは前回の記事②で「赤血球には変形能があ
り、自分より小さく細い血管を痞えることも無く潜り抜けることができ
る」ことで、これはきれいな円盤状で輪郭もはっきりした正常な働きの
あるプリプリした赤血球のことで元気な血液の持ち主であり健康体とい
えます。

しかし、「赤血球の質」の検査の中で正常な変形能ではなく、なぜか
イビツに変形した赤血球が見られるということです。
血液検査の結果、赤血球やヘモグロビンの数にも異常がなく見た目には
元気だが、疲れやすく持久力がないなどの方は「血液の質」が悪く赤血
球がつながっていて数の上では正常でも、つながっている分だけ働きが
悪いということです。(連銭型赤血球という)

 その他、赤血球が鎖のようにつながってしまう連鎖型赤血球、涙のよ
うな形の涙滴型、針のような針骨型、大きさが不ぞろいの大小不同型、
楕円型、大球型、小球型、角ばった形になる有棘型赤血球など多くの奇
形があります。慢性関節リュウマチなどの膠原病には有棘型がみられる
ようです。

 いずれの奇形も数の上では「異常なし」ですが本来の赤血球の働きが
低下しているので末端の細胞まで栄養や酸素を供給できなくなります。

 ですから、問題は数量でなく「質」でありその働きであるといえます。

 このような奇形型の赤血球は弾力性も無く毛細血管のメズマリを起こ
しやすくなり、血圧を上げて通過させようとするので血管も傷みます。

中医学(漢方)ではこれも お血(おけつ)の源とみています。

 目が疲れる、かすむ、ドライアイ、頭痛、肩こり、めまい、不眠、
動悸、顔のくすみ、手足のしびれなどが長く続き治療も思わしくない時
などは「血液の質」の改善を積極的に考えたいものです。

 中医学では、この様な奇形の赤血球の「血液の質」を改善できる
活血化お薬の「丹参」の研究が北京中医薬大学や富山医科薬科大学で
進められています。

当店HPのURL http://www.homek.biz
by home-k | 2006-08-27 16:42 | お血(おけつ)