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2006年 10月 20日 ( 1 )
学問の秋   -アトピー性皮膚炎と漢方ー
 秋は医学会をはじめ薬学会、漢方の学術大会など行事が目白押しです。
その一つ私の最もお世話になっている漢方療法推進会の全国学術大会が昨日(10月19日)神戸で開催され店を休業して参加してきました。大会のメイン講師のDr.の講演を何としても聞きたかったからです。

 83歳の先生は日本漢方界の重鎮で診療の傍ら数多くの中医学の学術書(中国語)を読破・翻訳出版され日本に中国の漢方である中医学(旧来の日本漢方とは異なる)を根付かせた大恩人なのです。中国の老師(漢方の大家)と激論を楽しむとのことです。

 今日のテーマは「アトピー性皮膚炎と火証」についてでしたが先生のご講演はどんな研究発表でも「その研究の深さ」「うなる様な理論」「処方運用の妙」・・・感心させられることばかりです。二時間弱のご講演でしたが千金の価値の治療理論を解説していただき目からウロコでした。
「小児期は治りやすく成人型は難治」「難治であるが適切に対処すれば道は開ける」と結ばれました。

 アトピー性皮膚炎は「先天の不足」から始まると言われていますが季節や環境、食べ物、ストレスなどにも左右され症状の変化も激しく治療にてこずります。ステロイドの害もまた治療を妨げます。

 今日のご講演を糧に難治性アトピーに対し漢方の考えで挑戦していきたいと思います。 


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by home-k | 2006-10-20 18:06 | 漢方の話題