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2006年 10月 24日 ( 1 )
金時山の花 Vol.9
 春から沢山の花を楽しませてくれた金時山の草花たちも秋が深まると共に少なくなってきました。今年は15年の金時山登山歴の中でも今までに無くイノシシの食害?がひどくユリ根など球根類をゴッソリやられてしまいました。あちら様からすれば「おれの縄張りだからどうしようと勝手ダロー」と言いたいのでしょうがせめて登山道の近くはご遠慮願いたいのです。それとも来年は「干支」ゆえ栄養をつけて良いとこ見せたいのかも・・??。

 センブリやリンドウ、ダイモンジソウが咲いていました。

 センブリ  リンドウ科:センブリ属
  日本古来の民間薬として有名で「千回振り出してもまだ苦い」のでこの名があります。苦味が胃を刺激して胃腸の働きを改善するので消化不良、食欲不振に繁用されています。漢方薬としては使われていません。
  
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 リンドウ  リンドウ科リンドウ属
  薬用部分を漢方名「竜胆」「竜胆草」といい、苦い薬の代表に熊胆(ゆうたん:くまのい)がありますが更に苦いというので最高の苦さの竜の胆(きも)という意味で「竜胆」と名付けられたとのことです。漢方では「竜胆瀉肝湯」として膀胱炎や急性難聴に他薬と配合して繁用します。
  ★病院で効果のなかった急性難聴のお客様に使って大変感謝されたことがありました。
 
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 ダイモンジソウ  ユキノシタ科ユキノシタ属
  花の形からその名があります。数年前に見たきりお目にかかれませんでしたが今年はなんとしても写真に収めたいとベテランさんから情報を聞き見つけました。日陰にこっそりきれいに咲いていました。ユキノシタと同様に中耳炎や耳だれに使われたようですが今は使われません。
  
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「薬」という字は「草かんむり」に「楽」と書きます。草で楽になるのが本来の薬で、草の薬(漢方薬)こそ人に優しく病を治す薬と言えるのではないでしょうか。


  漢方ホーム薬局のHPはこちら
by home-k | 2006-10-24 18:21 | 箱根・金時山の花