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2007年 04月 03日 ( 1 )
金時山の花  Vol 16
 中国の漢方古書に「春の三ヶ月を発陳という。それはすべてのものが発生しつらなる季節である。この期間に、天地間のもろもろのものが生きいきと発生しつらなって繁栄しようと動き始める」とあります。

 10日前までは静かだった金時山は、まさにこの「発陳」でした。自然界は生きいきと動き始め春風胎動、木々は芽吹き花を咲かせ、登山道脇の蛙の住居では早くもアカガエルが産卵をはじめそれぞれの存在を誇らしげに示しています。

 今回(4月1日)は足柄峠口からの山行。キブシやダンコウバイが可憐な黄色の花を、コブシは純白の花をつけ、ヤマ桜もチラホラ咲き始めていました。いよいよ金時山の花の競演の始まりです。まだまだ花の見つけ方が下手ですがベテラン氏に手ほどきを受けながら綺麗な花にめぐり合いたいと思います。

  キブシ キブシ属(きぶし科)
   雌雄異株で雌しべと雄しべの色が異なります。総状花序に多数の黄色花を密生。
   薬用になり若枝や葉を通条樹といい利尿作用があることから別名「ムクミ」ともいう。また果   実を「木附子」(キブシ)といい歯痛やしもやけに使います。繁用はされません。
      
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  コブシ モクレン属(もくれん科)
   花蕾を「辛夷」(しんい)といい中国では同類のハクモクレン、モクレンを辛夷といい鼻炎薬として繁用されています。春の花粉症には必需品です。葛根湯加川弓辛夷、鼻淵丸、蒼耳散など に配合されていて非常に効果が高い漢方薬です。
     
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 地元の小田原城址公園も桜が満開となり多くの人で賑わっています。
     
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by home-k | 2007-04-03 18:00 | 箱根・金時山の花