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2008年 05月 28日 ( 1 )
お血と微小循環障害 Vol.25 -大人のニキビー   
 顔や下あご、胸や背中の上部にできる大人の紅黒いニキビ(吹き出物)は難治性といわれ、目立つところにできるので悩みも深刻でオシャレもできず鬱になる人もあるくらいです。

 中医学(漢方)では、生理の異常、ストレス、飲食の不摂生、不規則な生活などが複雑に絡みあい、からだに余分な熱が生じその熱が皮膚に炎症をもたらしたと考えています。

 余分な有害な熱は血液に熱を帯びさせ血熱となり血中の津液(しんえき=液体の栄養物質)を消耗させてしまうので血は濃縮されドロドロとなり(中医学では耗血傷陰という)血行が悪くなり血の滞り(瘀血=おけつ)に至ります。

 血熱によるこの血(けつ)の滞り(血熱瘀血)こそ大人の紅黒いニキビの根源です。

 中医学では、この血熱瘀血に対する治療法は確立されていますので、清熱涼血・活血化瘀法により確実に治療を進めることが出来ます。

 特に生理前に悪化を繰り返す紅黒いニキビは瘀血の特徴である「痛む・しこる・黒ずむ」の三大症状をともない、口の周辺を含む U ゾーンに多く発症します。この U ゾーンは中医学の経絡(ツボの線)からすると陽明経の部位でありその性質は多気多血を特徴とし経絡の中でも最も元気なツボが集まっていますのでチョットしたトラブルで気の滞り・血の滞り(気滞瘀血)から血熱瘀血に移行しやすく、ひどい皮膚の炎症に発展してしまい瘢痕を残したりします。

 
 ニキビの瘢痕の治療及び血熱瘀血になる原因、養生法は次回に。


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by home-k | 2008-05-28 16:59 | お血(おけつ)