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2009年 01月 20日 ( 1 )
婦人科疾患  その 1  ー月経不順ー
 からだは血液で養われています。女性は毎月の月経で大切な血液を失うため、満たされていない体は血液のトラブルに悩まされることになります。

 中医学では「婦人は血を以って主となす」といい、血である月経血が調っているのか、不調かは身体の健康状態を反映していて、月経はからだの内面の状態が外に現れた症候ですので月経の周期、月経血の色調、月経血の量などは確実に把握すべきだとしています。
 
 また、血と臓腑の関係について「心は血をつかさどる・肝は血を蔵す・脾は統血する・脾胃は血を生じる・腎は精を蔵し血を生ず」と各臓器の働きを表現していて、血の成り立ちや巡りに関係していることを説いています。ですから、これらの臓腑に異常があれば月経にも異常が現れるのは当然のことといえます。

 一般的な正常値は
   月経周期では25~38日、
   月経血の色調は暗赤色、
   月経血の量は50~100ml、
   持続日数は3~7日
、   とされていますので、この基準から外れていれば"月経異常”の範疇に入り正さなければなりません。

 月経が調わずそのまま放っておくことは将来の婦人病の起源にもなり子宮筋腫や内膜症、不妊症などに進行することにもなりかねず将来、更年期障害に悩まされることにもなります。

 月経異常の治療に対して漢方は優れた治療法が確立されていますので次回からその治療法を記していきます。安易にホルモン療法などでその場をしのぐのではなく、病態を根本的に改善して自分の力で月経がくるようにすべきで、漢方治療には安全で有効な方法が沢山蓄積されています。

 次回は月経周期の異常についてです。





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by home-k | 2009-01-20 17:23 | 生理不順