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2009年 03月 18日 ( 1 )
婦人科疾患 ー月経周期の異常ー 4の4 生理が不定期
 月経不定期(経行先後無定期)

 月経周期が早くなったり遅れたりして不規則なことで、ストレス(肝気鬱結)や若くして老化が進んでしまった腎虚(腎精不足)の二つのタイプがあります。閉経期は問題外です。

Ⅰ) 肝気鬱結(気の流れの滞り)
  
 ストレスや悩み・怒り・緊張・不安などの情緒変動、或いは旅行など非日常のことに心身が影響を受けて、気や血の流れが乱れたためにイライラやヒステリックな反応・憂鬱・ため息が多くなり生理が乱れるもので、
生理の前や初期に痛みをともない乳房や腹の張りなどをともなうことが多い(PMS)。

 治法:気分を伸びやかにし気や血の流れを改善する柴胡・香附子・鬱金(川玉金)・当帰などの漢方薬が効果的です。

Ⅱ) 腎虚(腎精不足:栄養物質の不足)

 人工中絶の回数が多かったり、性生活の不節制、慢性病や生まれつき虚弱などが原因で体の生命活動を維持する栄養物質(腎精)が不足するために、目の周りにくまができ・頭のふらつき・めまい・腰や膝がだるく痛むなどがみられ、経血色は淡くてサラサラ、量はごく少ない。

 治法:栄養のある血の産生を促進するクコの実・杜仲・亀板・鹿角・地黄などの漢方薬を組み合わせて使います。

 安易にホルモン療法に頼ることなく、漢方薬でからだのバランスを整えて周期を正常化することが大切で体にも最も負担がなく優れた治療法でもあります。治療経験の豊富な漢方療法で豊かな人生を過ごしましょう。



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by home-k | 2009-03-18 13:45 | 生理不順