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2009年 07月 25日 ( 1 )
夏の食養生  -にがうりの効用ー
 苦瓜は沖縄ではゴーヤーとよばれ、豚肉・豆腐と一緒に炒めるゴーヤーチャンプルが夏のスタミナ料理として多くの家庭で食卓に上がっていることと思います。

  ”苦”は夏の味

 昔から沖縄では「苦瓜を食べれば夏負けしない」といわれていて、その秘密は苦瓜の名が示すように ”苦味” にあります。苦味の成分は果皮に含まれるモモルデシンという物質ですが、この苦味が実は夏の食養生に欠かせないのです。

 中国漢方では、苦味は「心」を養い”泄・燥・堅”に働くとされ一般的に利尿・消炎・解毒・鎮静・解熱の作用があるとされていて、暑さによる心・脳血管などの循環器系のうつ熱を涼し、高ぶった精神状態を鎮めます。

 苦味は夏と冬では味覚が異なることをご存知ですか?。同じ苦味のものでも夏はその味が弱く感じ、冬は苦味をより強く感じます。漢方薬の苦い薬に黄連解毒湯や竜胆瀉肝湯などがありますが私自身しばしばそのことを感じます。夏場は体に熱がこもるのでその熱を冷ますために苦味を受け入れやすくなっているのです。体のバランス感覚に驚きを感じます。

 旬のものを食べるということは体にも無理がなく寧ろ必要としているのです。夏の季節は苦味の強いゴーヤーでも苦にならないのです。最近苦味の少ない品種が販売されていますが無意味な品種改良は残念です。

 また、苦瓜には加熱に強いビタミンCを多く含有していますので、暑さと紫外線で活性酸素が増えた体にはビタミンCの抗酸化作用も期待できます。

 我が家はゴーヤー酢イーツ
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 今年は苦味の強い三株のゴーヤーを植え付けたところ、3mにも成長し先日初収穫でき早速、酢のもので
夏の味覚をいただきました。我が家では、ここ数年キュウリの酢のものよりもゴーヤーの酢のものにはまっています。苦味と酸味のミックスは胃袋も喜んでいるようで食欲も増進します。
 中国漢方では酸味は「収斂・固渋」の働きがあるとされていますので、汗止めや整腸殺菌の効用を期待できます。

ゴーヤーの酢のものレシピ
  苦瓜を縦二つ割りにして種を除き一ミリ位の薄さで半月に切り刻む。適量の塩をまぶし、しんなりしてきたら軽く手で揉み塩気を水洗いしギュッと水気をしぼる。酢と味醂で調味し胡麻をふりかけ出来上がり。
トッピングは わかめ・くらげ・じゃこ・つな・ミョウガなどお好みで。

 夏バテ防止はSweetよりゴーヤー酢イーツです。オタメシヲ!!

 
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by home-k | 2009-07-25 15:08 | 食養生