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2009年 08月 24日 ( 1 )
身近な薬用植物 その2  ハス(蓮)
 ハス(蓮) ハス属 すいれん科
   
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    大賀蓮が小田原城南側のお堀に咲いていました。

 1951年(S26年)千葉県検見川の地下で発掘された2000年以上前(弥生時代)の種子(大賀ハス)が株分けされ小田原城址公園の堀に移植されたものです。

 蓮の生い立ちに見られるように、泥中より清らかな花を咲かせることから仏教思想の象徴として蓮が定着し日本では極楽浄土の花とされていますが、漢方の教典”神農本草経”には蓮のさまざまな部分の薬効が記されていて漢方薬として健康づくりに役立っています。
 
 葉  ハスの葉を荷葉(かよう)といい夏季の身熱を冷ます働きがあります。
 柄  ハスの葉柄・花柄を荷梗(かこう)といい葉と同じ働きがあります。
 雄蕊  ハスの花の雄しべを蓮鬚(れんしゅ)といい漏れるのをふせぎ遺精、遺尿・頻尿をとめます。
 果実  ハスの果実中にある緑色棒状の胚芽を蓮心といい熱中症などの意識障害や心煩不眠に使います。
 種子  ハスの種子を蓮肉・蓮子(れんにく・れんし)といい慢性の下痢、不眠・動悸、止血につかいます。
 そのほか、ハスの果托(蓮房)や根茎の節部(藕節ぐうせつ)なども止血に使われています。
 ハスの根茎は食用に供され捨てるところなしです。


 我が家の”荷葉・魚腥草茶”

  我が家では毎年夏に、体に余分な熱を溜めないように、また利尿のためにハスの葉(荷葉)と どくだみ(魚腥草)をブレンドして夏の飲料としています。お客様にもお出ししていますが好評です。



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by home-k | 2009-08-24 18:15 | 身近な薬用植物