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2010年 06月 19日 ( 1 )
踵(かかと)の痛みと漢方 体験記
  老化現象第二波 踵の痛み 

昨秋(2009)のひざの無力感とだるい痛み(2010.3.20のブログ)が2ヵ月余の漢方治療で治ったと思いきや、第二波の老化現象・踵の痛みに見舞われてしまい忍び寄る年波には勝てない?のかと弱気になっていました。

 筆者の踵の痛みは外傷性のものではなく、自然発生的であり朝起床時の歩き始めるときの第一歩にズキン!という刺すような激しい痛みに眠気も覚めてしまいます。思わず家具につかまり転倒をまぬがれることがしばしばです。痛みは踵に体重がかかるときの歩き始めが特に痛く、座位や就寝中は無症状です。
 一時は足を引きずりながらの毎日でしたが、漢方薬を信じて服用を開始しました。

  肝腎かなめ(要)の故障

 中国漢方の立場から考えると、これは肝腎要の機能低下に他ならないのです。高齢者に多い自然発生的な踵の痛みは、単に体のエネルギーである気や血の不足で発症するのではなく、さらに高度な精微エネルギーの貯蔵庫である肝腎の精血・骨髄の枯渇が始まっている(不栄則痛)と診ています。それ故、病は深く整形外科をはじめ漢方でも非常に治りにくいとされています。

  亀と鹿に救われる

 このように病が深い時、先人は植物系の漢方薬ではパワー不足ゆえ、動物系の漢方薬を使えと指示しています。それ故、膝の痛みのときに服用した独活寄生湯をベースに、腎精を補う働きのある亀の腹甲(亀板)と鹿の角、血流を改善する生薬など煎じ服用しました。
 2010.1 ;2週間後頃に少し痛みの性質が違ってきたことを体感。
 2010.2 ;痛みが楽な日がある。踵にテーピング、効果ある。
 2010.3 ;ダンスのレッスン後の痛みが3日続いたのが2日で回復。
 2010.4 ;ダンス後の痛みが翌朝に回復するのに気づく。足底筋やひらめ筋のマッサージ。
 2010.5 ;日光方面にドライブ。4時間の散策も痛みなし。佐野ラーメン很好吃。
 2010.5.16;箱根金時山参り再開。4ヶ月ぶり445回目。山の神のご加護で痛みなし。
 2010.6 ;週2~3回のダンスレッスン、ウオーキング、金時山参りなど再開。

 4000年の臨床経験の上になりたっている漢方薬の力を信じて服用を続けたのが効を奏した。亀と鹿と人参、独活(うど)などに感謝そして漢方の先人の導きに感謝です。身近の同級生が整形外科の治療で2年が経過したにもかかわらず、まだ不治といっているのを聞くと仕上がりは早かったのかも。2月頃は痛みが腎系にそつて太ももの辺りまでひびくので、排腹筋やひらめ筋・アキレス腱・足底筋のストレッチ&マッサージを念入りに実施。患部のテーピング・足底インソールも併用。足指のグーパー運動・足指と手指を組んでのグリグリ運動も効果があった。消炎鎮痛剤・湿布薬は殆ど効果が無かったように思います。

6月も半ばを過ぎて90パーセントの仕上がり、日常生活には支障はなくなりましたが再発もありえるので、漢方薬の服用は続けています。
 

 中国医学の漢方の歴史は、歴代皇帝が抗老防衰、不老不死を追求したことに始まり、なかでも補腎による腎精の補充は究極の未病対策でもあります。

 後日、踵の痛みにについて漢方の考えを記してみたいと思います。



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by home-k | 2010-06-19 17:04 | 痛みと漢方