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カテゴリ:ウィズエイジング・抗老防衰( 6 )
シルバーエイジの健康法  すこやかな人生を
   人は年齢を重ねただけでは老いない。 
   
     理想をなくしたときに老いる。

   人は希望がある限り若く、失望とともに老いる。
   

 人間は男性・女性を問わず死ぬまで自分の仕事を持ち、理想と希望を胸に抱き活動してこそ幸福を感じ満ち足りた人生だといえるのですから、ただ長生きしたいと望むより少しでも長く元気で活動できるように、自分の健康管理に関心を持ちたいものです。

 活動年齢(健康寿命)といわれる75歳にもならないのに社会的な活動をやめてしまう人、一方、75歳を過ぎてもなお元気に若い人たちと共に活動している人も多く見受けられます。
 従って、平均寿命のことよりも社会での活動年齢をどこまで延ばせるかに意を注ぎ、心身ともに力強い身体をつくる努力が大切になります。e0024094_17532014.jpg

  健康寿命と平均寿命

 健康寿命とは一生のうちで外出や家事など日常生活を支障なく送れる期間をいい何歳まで元気に暮せるのかのバロメーターでもあります。
 2010年時点での日本人の健康寿命は男性が70.42歳・女性は73.62歳で、平均寿命が男79.55歳・女86.30歳と比較すると男性で9歳余・女性で13歳もの差が生じています。
 この差は寝たきりになったり、治療や介護が必要になったりする期間を意味します。
健康寿命と平均寿命の差が縮まれば、健康で元気なシルバー世代がおおくなり生涯現役も夢ではなくなります。

  健康寿命を延すのに 最適な漢方と高齢未病 

 若い頃の臓器は生命維持に必要な機能を十分上回る予備能力が備わっていますが、高齢者になると
「のりしろ」が次第になくなり全ての臓器が機能低下してくるので、その分、病になる確率は高くなるのは当然です。
 残念ながら高齢者はどんなに健康に見えても未病の状態にある「高齢未病」なのです。このような状態の中、元気で生き生きとした暮らしが送れる「健康寿命」をいかに延すか。歳を重ねるほど未病の状態のまま「病にならない」ための予防医療が大切になります。
 
こんなとき、西洋医学とは異なる視点から病を予防治療できる漢方療法が適していると思います。
漢方(中医学)は中国で4000年にも及ぶ人類の生き様に臨床経験を積んだ非常に安全な医学なのです。その結果生まれた漢方処方は正しく使う限り副作用は皆無です。
 西洋医学がこれだけ進歩したにもかかわらず、原因不明で治療法がない病もあります。漢方は生体バランスが崩れているところを見つけ、そのバランスを正すことで体調を改善していきます。

  身体の循環サイクル 

 生れおちてから私たちの身体は呼吸し・体内に食べもの栄養物を取り入れ、代謝して、老廃物を排泄し、このことが順調に循環することで真の健康は維持されています。非常に単純なシステムに見えますが、これがなかなかうまく廻らずちょっとした歪が続くと病のきっかけに発展していきます。悪しき生活習慣(食養生・運動・就寝時間など)、ストレス、怠惰、過労、加齢などが引き金になることが常です。

 中医学漢方では、人体は気・血・水・精という物質から成り立っていて、それぞれ必要不可欠な構成成分であり、気・血・水・精は互いに関連しあって全身に細かいネットワークが構築され、順調な流れであれば病なし天寿を全うできるのですが、それぞれの不足や過剰が病を引き起こします。なかでもの道の滞りはストレスとなり、の滞はおけつ(瘀血)となり活性酸素を大量に産生し、その過酸化物が細胞を傷つけDNAを損傷し癌や老化の原因にもなります。また、の滞は痰となり過酸化脂質に変化し神経や血液の流れに障害を与え、治療の難しい怪病に発展していきます。
 
 この瘀血や痰が気・血・水・精の流れの道を塞ぐと栄養物を輸送する機能も老廃物を排泄する機能も障害を起こし、いろいろな病となり老化も加速されます。また、気・血・水の順調な流れであれば精という生命体の根本をなす基本物質がより多く産生され腎に貯蔵され腎精となり元気の源になります。漢方で言う脾(胃腸)・腎の機能を高めることが瘀血や痰の産生を防ぎ腎精を増しますので、シルバーエイジをすこやかに過ごすにはここの手当てが最も大切となります。

  いつまでも地獄耳  いつまでも千里眼     でいたいものです。






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by home-k | 2013-12-07 17:43 | ウィズエイジング・抗老防衰
50歳代の健康法 シルバーエイジへの助走3
 若いときの不摂生や健康について無関心に過ごしたツケが廻ってくるのが50代です。40代の頃は頭痛や肩こり、腰痛などの症状が出てもいつの間にか忘れ治っています。50代になると初期症状は出ず、本人が症状を自覚するような段階では病気はかなり進んでいて、自覚した時点で病院での治療の対象というケースが多くなります。

 半病人が急に増える50代は一病息災の年代です。一般的には理想とされる無病息災ではなく、一病息災という考え方で自分自身の肉体的な一つの欠陥を知り、また精神的な一つの弱点を掴むことで病気といかに付き合っていくかになります。


  人は血管とともに老いる

 この年代で特に気をつけたいのが血管・血液・血圧の管理です。
エッ!マサカ!!あの人が・・・・心筋梗塞や脳卒中で倒れる人が多くなります。血圧は常に変動していますが、高い状態(収縮期血圧)が持続しているのか、していないのかの判断が大切です。持続して高い場合は要注意で、血液を多く必要とする重要臓器に障害が出る可能性が大になります。
 高い状態が続くと動脈硬化の進行が促進され脳卒中や心筋梗塞・腎臓病など生命維持において中枢的な役割を担う重要臓器が犯され成人病の中でも死亡率が最も高い基礎疾患を抱えることになります。
 漢方では西洋医学のように血圧を直接的に下げる強力な治療薬はありませんが、漢方理論の補血薬や活血薬により血液細胞である赤血球や白血球・血小板などの血液の中身の質を改善することで血管の老化に対処していきます。その結果として血圧異常や代謝異常を改善することが出来ます。


  歳を重ねると病が増えるのは腎精の弱り 

 中国医学(中医学=日本では漢方)の古典によれば、腎は作強の官(さきょうのかん)といい力強さを造るところで「生きる力」つまり「生命力」は腎から生まれると言っています。
日頃の会話の中で「精魂をこめた仕事」「仕事に精を出す」「精魂を使い果たす」など何気なく「精」という文字を使っています。この「精」こそが腎に宿っているとしています。e0024094_10142882.jpg
50代はまさに社会的にも仕事上も決断の年代で「精魂をこめて、仕事に精を出し、精根を使い果たしている」のではないかと思います。それ故、精の不足となり(腎精不足)補腎によるメンテナンスが必要になるのです。


  腎は大木の根っこ?

 人間を大木に例えますと「腎」は根っこの役目をしています。腎である木の根っこは土中に深く広く入り込み地上部の大木をしっかり支え「腎」が正常に働いていれば、即ち、根っこがしっかりしていれば、台風にも負けずしっかり大木を守ります。また、木の幹、枝、小枝、葉は五臓六腑に当たり、地上部に十分な栄養分や水分を供給し続けて成長しています。
腎は大木の根と同様に人体の根本なのです。

   
   こんな症状は腎虚です
 

 □ 視力が低下して目が疲れやすい。かすむ。
 □ 腰や膝がだるく、立ち上がる筋力が衰え、痛みを感じる。
 □ 髪の毛の脱毛が多い。白髪が急に多くなった。
 □ 低い音でジーとかブーンとかの耳鳴りがする。
 □ 物忘れが激しい。同じことを何度も話す。
 □ 心臓が心もとなく気になる。
 □ かぜを引きやすく治りがたい。
 □ 歯が割れたり、ぐらつく。
 □ 口が渇きやすい(乾燥感)
 □ 肌がかさかさしてかゆい。
 □ 精力が衰えた。根気が無くなった。
 □ 尿の回数が夜間に多い
 

中医学でいう腎」とは単に腎臓のことではなく脳下垂体、副腎、性腺、甲状腺、膵臓などのホルモン系や泌尿生殖器、免疫に対する働きが含まれます。つまり体を健康に保つための調節器の役目をしているわけです。この働きが衰えることを腎虚といい、腎虚が進むと腎精不足となります。

 50歳代は腎の養生が特に重要で、体力の衰えのスピードを緩めることが出来ます。







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by home-k | 2013-10-11 10:40 | ウィズエイジング・抗老防衰
卵子の老化とアラフォー世代  産みたいのに産めない
 2011年の人口動態統計によると平均初婚年齢は、男30.7歳 女29歳で年々上がり続け晩婚化してきているということです。それと共に、子供を生む年齢が高齢化する晩産化現象も着実に進み、第一子出産時の母親の平均年齢が30.1歳とついに30歳を越え出生児の4人に1人は35歳以上の高齢初産で生まれているということです。

 最近、マスコミが「卵子の老化」をよく取り上げていますが、「産みたいのに産めない」悩みが現実の事例と共にレポートされています。
 今増えているのが夫婦のどちらにも器質的な疾患が無いのに、自然妊娠は勿論のこと人工授精、体外受精など高度生殖医療(ART)に何度も挑戦しているのによい結果が得られないという方が多く見受けられます。主な原因は「晩産化と卵子の老化」ではないかとコメントされています。

 女性の社会的役割が大きく変わった今、出産年齢がある程度上昇することは先進国に共通の現象でもはや避けることは出来ないのではと思はれます。
 当店の不妊相談でも卵子の老化も考えられる方が来店されますが「卵子の老化と精子の質の低下」に悩んでいる方が多いように思います。原因は仕事がきつく帰宅が遅く、食事も不規則、睡眠時間も短時間で日々の生活に追はれ、子づくりどころではないけれど子どもが欲しいというようなカップルが多いのが気になります。やはり生活の質の確保と工夫も大切なのですが・・・。

 「なぜ卵子だけが老化するのか」が問題になりますが、卵子の生い立ちにさかのぼると理解できます。卵子は母体中の胎児の時に最も多く(700万個)、出世時に200万個、初潮を迎える頃には20万個、アラフォー世代では5~10万個と減り続け卵子の老化が始まり、在庫数が1000個をきると排卵が起きなくなり閉経となります。
 このように、卵子は生涯新しく作られることはなく、減り続けています

 当然のことながら卵子の老化にも個人差があります。日本女性の閉経年齢は平均が50歳。そして45~56歳の範囲に8割の人が入るということですので個人差は10年にも及ぶことになります。出産にベストな時期は卵巣の働きが最も活発になる20歳代なのでしょうが「ベストな時期」だけが全てではなく個人差があるのですから「ベターな時期」にも産むし、「何とか可能な時期」にも出産があってもいいのではないかと思います。e0024094_18263063.jpg
当店では、このような時に卵子の老化のスピードを安全に緩めることの出来る体質改善漢方薬を身体に取り入れてみることをお勧めしています。


  卵子の活性化と中医学 
 
 卵巣年齢を知りその働きを元気に保つよう積極的なケアーをするのに中国医学(中医学漢方)の考え方が非常に参考になります。中医学では「腎は精を蔵し生殖機能を主る」と言っていて生命エネルギーの源を蓄える腎の機能を保持することを優先し腎精不足にならないようにして卵子の老化に対応しようとしています。

 「中医学でいう腎」とは単に腎臓のことではなく脳下垂体、副腎、性腺、甲状腺、膵臓などのホルモン系や泌尿生殖器、免疫に対する働きが含まれます。つまり体を健康に保つための調節器の役目をしているわけです。この働きが衰えることを腎虚といい、腎虚が進むと腎精不足となります。この進み方に個人差があり卵子の老化の個人差に結びつきます。腎を補うことが卵子の老化対策といえます。

 補腎薬は中医学の得意とするところで植物性補腎薬の六味丸、八味地黄丸、杞菊地黄丸などがありますが、動物性補腎薬の鹿茸、海狗腎、蛤蚧、紫河車(プラセンター)、海馬などの優れた生薬が必要になります。これら中医学の宝と活血薬を使用することで骨盤内臓器の血流も改善され、年齢と共に変化する卵巣を健やかに整えて充実した人生を送ることが出来ます。



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by home-k | 2013-08-31 18:19 | ウィズエイジング・抗老防衰
40歳代の健康づくり シルバーエイジへの助走ー2  四十而不惑 
 孔子は「四十而不惑」といいますが現代の複雑化したストレス社会では、むしろ”惑い”は多くなっているのではないでしょうか。
 40代は職場では管理職として精一杯働かなくてはならないし、家庭では子供の進学問題や、住処のローンなどで肩の荷も重くなってきます。そして、健康面では「メタボの改善を指摘された・・・」、「HbA1cが高く食事の指導を受けるように・・・」、「酒は飲まないのにγGTPが高い・・・」、「下の血圧が高くなった・・・」、「生理が乱れることが多くなった・・・」、「目が疲れる、かすむ・・・」、「額の後退が気になり白髪が多くなった・・・」など肉体的精神的な衰えにギクッとすることが多くなる年代でもあります。e0024094_12481041.jpg

 これらは五臓六腑の働きを整えるエネルギー(気血)のパワー不足でもあり、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、肝臓や腎臓病、糖尿病、ストレス性心身症、プレ更年期障害、消化器系の疾患、子宮や卵巣のトラブルなどの病の芽の発症率が非常に高くなってきます。いわゆる生活習慣病に起因する病ですから生活習慣を改善する努力が大切です。それこそ、50代・シルバーエイジの未病対策の出発点ともいえます。その対策には、3000年余の歴史に裏付けられた漢方流食養生を取り入れることをお勧めいたします。何せ、人は食べ物により生かされているのですから、間違いの食べ物で役立たずの気・血を作り出すことだけは避けねばなりません。

「食は命なり 食間違えば病発す 病発しても食正しければ病治す よって医食同源なり」 

 漢方流食養生と五臓の乱れ  
 

 中国医学では漢方薬の原料に寒・熱・温・涼・平の性質があるように、食べ物の性質にも温めるもの、冷やすもの、どちらでもないもの(平性)があり区別しています。夏にスイカやトマトを食べると身体が冷えてきたり、ニンニクや唐辛子,こしょうなどを食すと熱くなるの如しです。、さらに食べ物の味をスッパイ(酸)、苦い、甘い、辛い、塩辛いの五味に分類しています。五味は内臓の働きと深い関係があり酸は肝、苦は心、甘は胃腸、辛は肺、塩辛いは腎を養うとしています。例えば夏に苦瓜(ゴーヤ)を食べるのは、その性質が”苦”であり暑さでオーバーヒートしがちな”心”の熱を冷やすからであり、苦くないゴーヤは食べないことです。それゆえ冷え性の人は温める性質のもの、暑がりの人は冷やすものが体質に合うことになります。個々の体質にあつた食べ物のバランスのいい選択が大事で、五味の過不足は逆にその臓腑の働きを悪くします。中国医学では「五臓の乱れが病のもと」といっています。

 この年代は忙しさに乱れがちな食事をもう一度見直し、自分にあった食事からよい気・血をつくり
内臓を養うことです。特に生命エネルギーのもとが宿る「肝腎かなめ」を調節する漢方薬が必要になります。特に”腎”は肝(肝臓、胆のう、目,筋腱、自律神経などを含んだもの)と協力し合って奇麗な血液を造る働きがあります。肝腎を補うことは肝が関係する婦人病(子宮・卵巣)、性機能減退、卵子の老化、不妊、更年期障害、自律神経の失調、情緒不安定、めまい、耳鳴り、筋肉の痙攣などの予防治療に欠かすことが出来ません。

 さらに肝腎かなめ(要)の調和は、漢方にしかない治療法「瘀血の改善」にもプラスとなります。

ころばぬ先の杖として、3000余年の歴史にその効果を認められた漢方薬を、ご自身の健康管理にお役立てください。

      大自然のめぐみ
       米も野菜もいのちです
       肉も魚もいのちです
      これらのいのちのおかげで
    私たちのいのちも生かされています
    「いただきます」、「ごちそうさま」
       尊いいのちに感謝して
      食事をいただきましょう 
  
      永平寺にて   



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by home-k | 2013-08-24 17:14 | ウィズエイジング・抗老防衰
30歳代の健康づくり  シルバーエイジへの助走 1
 一昨日(’13.07.25)の報道に厚労省が昨年の長寿国ランキングを発表していました。それによると日本は女性が世界一で86.41歳、男性が79.94歳で世界5位でした。ものすごい長寿国で有りがたい報告です。

 チョットおまけすれば男女ともに世界一の長寿国です。「人生八十年時代」から「生涯一世紀時代」も夢ではなくなってきました。豊かで実りのある人生をどのように生きていくのか、やがて誰しも迎えるシルバーエイジをエンジョイできるか否かはその前の年代、即ち、30,40,50代の健康法、考え方の良し悪しにかかわってくるのではないかと思います。その辺りを年代別に、漢方の立場から考えてみたいと思います。 

 徹夜もなんのその翌日もモリモリ動き働けた健康ピークの20歳代、健康過信でこのままイケル!と思いきや30代になった今は翌日に疲労感が残り「自分も歳かな・・?」という思いが脳裏をかすめたりします。e0024094_1854973.jpg

 しかし、健康過信が裏目に出て、食養生や運動を怠ってきたツケがボデーブローとなり血液中には脂質が増え動脈硬化が芽生えてきます。しかし、まだ毛細血管もしなやかで弾力性がありますので家庭医学書などに書いてあるような典型的な症状は直ぐには現れてきませんので、何も気づかずに過ぎてしまうのが普通でしょう。症状があったとしてもなんとなく身体の調子がおかしいという程度ではないでしょうか。

 健康に関心を持っているがその関心をどう生かすか。或いは、健康よりまず仕事を優先して考えるか、人の生き方は様々ですが、実はこの30代の過ごし方で将来の肉体年齢、精神年齢に大きな差が出てくるのは確かです。

 30代の運動不足、ストレス過多、食べすぎやら食養生の悪さ、夜更かしなどの悪しき生活習慣は成人病(生活習慣病)へのスタートになります。この間違った生活習慣を改めるには、意識して日々の生活の中に歩くことを心がけ(血流改善)、バランスのとれた食事を腹八分目(エネルギーのもと気血を補う)に、就寝は0時を過ぎないよう(自律神経・ホルモン系の安定)に実行することしかありません。 

 30代というのは大変な年代です。仕事は中堅に位置し責任は重くなり縦横の人間関係のストレスが積み重なります。この年代に自殺、神経症、躁うつ病、アルコール依存症などが多いのも頷けます。つまり真剣にストレス解消を考えなければならない年代なのです。

 漢方ではこのような状態に、生活習慣の改善と共に気や血の巡りを改善し、肝腎を調和する「肝腎かなめ」の漢方薬の対象になってきます。”肝”は疏泄作用というストレスを解消する働きがあり、胃腸をコントロールしますので平常心が得られ胃腸も元気になります。”腎”は生命を維持するエネルギーを蓄え(腎精)体内水分を調節すると共に”心”(心臓、血管、血流、大脳など)もコントロールしていますので不眠や神経症、脳血管病、心臓病などの予防治療に重要な役割をしています。 


 ころばぬ先の杖として3000年の歴史にその効果を裏付けられた漢方薬をご自身の健康管理に取り入れてみてはいかがでしょうか。





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by home-k | 2013-07-27 18:25 | ウィズエイジング・抗老防衰
シルバーウイーク・生きがい
 先週は祝日が多くあり、シルバーウイークと言うのだそうですが休日の多さの比較から初夏のゴールデンウイークに対して名づけられたのでしょう。でも敬老の日やお彼岸などの行事があり初秋でもありシルバーマークが連想され年齢的な意味合いのシルバーウイークのほうが似合う気がします。それを兼ねた方が戦後の復興、高度経済成長を担ってきた高齢者を大切にする心が育つのではないでしょうか?。

 敬老の日に因んで、長くなった老後の人生をどのように生きていくのか・・・・・・・。単なる延命を狙った長生きではなくピンピン長生きの方を考えたいものです。

 日本経済新聞(23.07.24)にこんな記事があったのを思い出し転記してみます。

”日本の人口の高齢化は急だ。世界のどこの国も経験したことがない高齢化社会になりつつある。国立社会保障・人口問題研究所の推計に寄れば、2055年には75歳以上のいわゆる後期高齢者の割合が総人口の26.5%になるとされている。

 高齢化というのは単に歳をとると言うことではない。有名なサミュエル・ウルマン(米国の実業家で詩人)も「人は年齢を重ねただけでは老いない。理想をなくした時に老いるのである。人は希望がある限り若く、失望とともに老いる。」 と言っている。いつまでも若々しくあるためには、希望や理想を持つことの大切さを謳っているのだ。

 アンチ・エイジングと言う言葉が世の中で使われるようになって久しい。米国生まれの概念で加齢による様々な肉体的な衰えを防止する老化防止、抗老化ということであり・・・・・・・・・・。”

とありました。やはり夢や希望が大切であることに代わりがありません。

 しかし、健全なる精神は健全なる身体に宿ると言われているように、精神的には生きがいですが健全な身体づくりもまた大切です。こころとからだはバランスがとれていなければなりません。

 中国の歴代皇帝が不老長寿の薬を求めて、漢方の学者に世界中を駆け巡らせたようにアンチ・エイジングは二千数百年前の始皇帝以前から不老不死・不老長寿の研究が自然薬(漢方薬)を通じて盛んに行われていました。e0024094_17134134.jpg

 先人が残してくれた数多くの文献が中医学の古書に残されています。肝腎かなめと言う言葉がありますように、漢方ではこのあたりがウイズエイジング、アンチ・エイジング、抗老防衰の原点になってきます。

 それ故、ウイズエイジング、アンチエイジング、抗老防衰には補腎益精薬の類がその役割を果たすことになります。補腎益精については、これから解説をしていきたいと思います。

 健全な精神を宿すためにも、健全な身体づくりのためにも中医学の理論に基づいた漢方薬の応用で高齢化時代を楽しく過ごすことが出来ます。これこそウイズエイジングの出発点です。

 当店では体質別の補腎益精薬を多数取り揃えています。



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お詫び:2ヶ月間も記事をサボってしまい申し訳ありません。店舗併用住宅の建て替えの完成時期と住居部分の引越し作業が思いのほか手間取ってしまいました。
店舗の引越し開店は12月10日の予定です。しばらく仮店舗での営業となります。
by home-k | 2011-09-30 17:14 | ウィズエイジング・抗老防衰