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花見酒   -百厄の長?-
厳しかった冬の寒さも足早に去り、春爛漫の季節がめぐってきて冬眠か
ら目覚めた草木や生きものは活動期を迎えようとしています。
 
 この週末、南関東では桜が満開となりお花見で賑わうことでしょう。
お花見と言えば花よりダンゴ派には花見酒が何よりも楽しみ。
冬に発散できなかったエネルギーをこの機会に大いに爆発させ気分転換を
したいものです。

 花見酒も適量であれば「百薬の長」ですが飲みすぎれば「百厄の長」と
もなります。お酒は適量をゆっくり楽しみながら飲みたいものです。
適量のアルコールは血液の流れを良くしたり、動脈硬化予防に一役買って
いるHDL(善玉)コレステロールを増やしたりストレスの解消にも効果
があります。

   お酒の適量とは

 通常のアルコール代謝能をもった日本人の適量は一日平均純アルコール
で約20gほどとされています。(エネルギー量は約200kカロリー)

 ★ビール(5度)中ビン1本(500ml)で純アルコール量20g
 ★焼酎(35度)ぐい呑み2杯弱(80ml)で純アルコール量22g
 ★日本酒(15度)一合(180ml)で純アルコール量22g
 ★ウイスキー(43度)シングル2杯(60ml)で純アルコール20g
 ★ワイン(12度)グラス2杯弱(200ml)で純アルコール量20g

 この程度が百薬の長です。

 純アルコール量の求め方
 
  例 ビール(アルコール度数5度)を中ビン一本500ml飲んだ場
   合、500×0.05=25mlの純アルコールを摂取したことに
   なり、アルコール重量は比重(0.8)を掛けて25×0.8=
   20g(純アルコール量)となります。

 飲まない人より飲む人が長生きする??

昔から「お酒は百薬の長」と言われてきましたが実際にお酒を飲まない人
より少し飲む人のほうが死亡率が低いことがわかっています。
 一日当たりの純アルコール量が男性で10~19g、女性で9gまでが
最も死亡率が低くそれ以上になると死亡率は上昇することになります。


 「百薬の長」か「百厄の長」にするかは自分しだいということになります。
楽しいお花見に出かけていい気分転換を・・・・!!

 漢方ホーム薬局
by home-k | 2006-03-29 23:41 | 気分転換
花粉症  ー薬膳と食養生ー
花粉などの外敵にやられない為に又、花粉の攻撃を受けても軽く済ませる
為には防衛力の強化が大切でそのための食養生が中心になります。 

 防衛力の強化ができる一番のおススメ薬膳料理をご紹介いたします。
「薬膳」とは漢方の原材料を食材に使って食事で健康を保とうという漢方栄
養学を基礎にした料理のことです。

  花粉症のかたにおススメの薬膳料理 -玉屏風散がゆの作り方ー

 材料 1人分  うるち米‥…20g  はとむぎ……5g
 黄耆……8g  白朮……3g  防風……3g


作り方 :①黄耆(オウギ)、白朮(ビャクジュツ)、防風(ボウフウ)を一リッ
トルの水に入れ煮立ってから最弱火で約20分煎じる。
②薬の滓は捨て薬液の中に水100ミリリットルを加え洗った米とはとむぎ
 を入れる。
③強火でひと煮たちしたら弱火で40分ほど煮込む。
 ※味付けは薄い塩味で卵などを入れると美味しく栄養も更に充実します。
  漢方材料は煎じ薬を扱っている薬局で入手できます。

 玉屏風散とは漢方処方の名前で黄耆、白朮、防風の三種の生薬により構成さ
れています。この粥は煎じ薬で作ったはとむぎ粥ともいえます。玉屏風散は体
の外に屏を立てて外敵の花粉からからだを守るという名前の由来があります。
体表を守るだけでなく、三種の生薬は、それぞれ肺と胃腸に行きわたり機能を
高めるため一日一回続けて食べると元気がでて体質の改善になります。

  
  花粉症の食養生

①からだを冷やす食べ物は厳禁
 朝食は冷たい牛乳に生野菜、果物 夜は刺身にビールや氷入りの水割り、デ
ザートにアイスクリームといった食事ばかり摂っていると胃腸機能にダメージ
を与えからだを守るエネルギーの生産が低下して花粉症から脱することができ
なくなります。
 冷蔵庫の普及と花粉症の増加は因果関係があるのかもしれません。
②黒豆やきのこ類は防衛力を高めます。その他、山芋 くるみ なつめ きび
あわ ゆりね ごま 鶏肉なども。
③ストレスは防衛力を弱めます。ジャスミンティ カモミールティなどでリラ
ックスしましょう。


 最後にクシャミ 鼻水タラタラでどうしようもないとき特製ホットドリンク
をご紹介いたします。是非お試しください。
 生姜(ふるね)一センチ角をおろして50ミリリットルの微温湯に入れはち
蜜を加え山椒粉を一振り これで出来上がり。


   いつの日か マスクはずして 花見酒   (読売新聞)


鼻呼吸の異常は血液中の酸素不足を招き全身の機能低下に影響を与えます。
 お大事になさって下さい。


   

 漢方ホーム薬局 
by home-k | 2006-03-09 10:05 | 薬膳