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お血と微小循環障害  ④   -NHK ためしてガッテンー
  昨晩(’06.8.30)のNHK「ためしてガッテン」をご覧になりましたか?
500回記念ということで「血液サラサラ」を再度特集していました。
前回の当ブログ、微小循環障害③で赤血球の変形能と奇形について記してみましたがNHKの
映像でこのことが見事に再現されていました。映像を編集できない私にはお伝えしたいことが全て表現されていて、バックアップしていただいた感じでナイスタイミングでした。

 バーゲン会場で血液サラサラ効果のあるという30万円もするブレスレットのごまかし販売テクニックの見破り、3ミクロメートルのスポイトを赤血球が通過する姿の映像、痛みや驚きのストレスを与えると赤血球が奇形になったりすることを見せてくれました。
 
 ストレス社会に生活している私どもには要注意で気分転換が益々大切であると共に、アオねぎ、ニラ、アスパラ、ニンニク、ほうれん草、たまねぎ等の野菜をタップリとることなど食生活も大切で、また運動をすれば血流が増しその分血液のドロドロ度を下げる薬物質が血管壁から分泌されるということなど見応えがありました。
 再放送・HPなど必見です。

 漢方では微小循環障害を起こすこれら血液の奇形は中医学独自の診断法で「お血(おけつ)」の治療法として既に確立されています。

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by home-k | 2006-08-31 12:26 | お血(おけつ)
 お血と微小循環障害 ③  -血液検査の盲点ー
血液検査の結果「異常はありませんでした」と言われてひと安心!!
検査技術の進歩から様々な角度から生体の情報を得る事ができるように
なりました。
 例えば赤血球の検査でも「赤血球の数」だけでなく「赤血球の質」を
見れるようになっています。上記の「異常なし」は「数」だけのことで
「質」まではみていません。

 今回、問題にしてみたいのは前回の記事②で「赤血球には変形能があ
り、自分より小さく細い血管を痞えることも無く潜り抜けることができ
る」ことで、これはきれいな円盤状で輪郭もはっきりした正常な働きの
あるプリプリした赤血球のことで元気な血液の持ち主であり健康体とい
えます。

しかし、「赤血球の質」の検査の中で正常な変形能ではなく、なぜか
イビツに変形した赤血球が見られるということです。
血液検査の結果、赤血球やヘモグロビンの数にも異常がなく見た目には
元気だが、疲れやすく持久力がないなどの方は「血液の質」が悪く赤血
球がつながっていて数の上では正常でも、つながっている分だけ働きが
悪いということです。(連銭型赤血球という)

 その他、赤血球が鎖のようにつながってしまう連鎖型赤血球、涙のよ
うな形の涙滴型、針のような針骨型、大きさが不ぞろいの大小不同型、
楕円型、大球型、小球型、角ばった形になる有棘型赤血球など多くの奇
形があります。慢性関節リュウマチなどの膠原病には有棘型がみられる
ようです。

 いずれの奇形も数の上では「異常なし」ですが本来の赤血球の働きが
低下しているので末端の細胞まで栄養や酸素を供給できなくなります。

 ですから、問題は数量でなく「質」でありその働きであるといえます。

 このような奇形型の赤血球は弾力性も無く毛細血管のメズマリを起こ
しやすくなり、血圧を上げて通過させようとするので血管も傷みます。

中医学(漢方)ではこれも お血(おけつ)の源とみています。

 目が疲れる、かすむ、ドライアイ、頭痛、肩こり、めまい、不眠、
動悸、顔のくすみ、手足のしびれなどが長く続き治療も思わしくない時
などは「血液の質」の改善を積極的に考えたいものです。

 中医学では、この様な奇形の赤血球の「血液の質」を改善できる
活血化お薬の「丹参」の研究が北京中医薬大学や富山医科薬科大学で
進められています。

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by home-k | 2006-08-27 16:42 | お血(おけつ)
金時山の花 Vol.4     ー立秋ー 
 暦の上では秋に入ったことになりますが下界ではまだまだ真夏日。
金時山の1000m地点では早くも秋の花のオミナエシが咲き始め暦の
移り変わりを感じます。3度位は低いようで涼風がとても心地いい。
   
 オミナエシ・オトコエシ(漢方名 敗醤草)やタマアジサイも咲き始め、
ひと月前に花を発見したツチアケビは実(漢方名 土通草)をつけてい
ました。 

     写真はオミナエシ タマアジサイ ツチアケビの花と実です。
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by home-k | 2006-08-12 18:27 | 箱根・金時山の花
 お血と微小循環障害 ②  -お血の源ー
 暑いときに細かいことで恐縮ですがからだのミクロの世界を見てみま
しょう。微小循環は一般に直径100マイクロメートル以下のごく細い
径を持つ循環系をいいますが今回は細胞レベルの世界です。

 脳血栓や脳梗塞、心筋梗塞などは比較的太い血管で起こっていますが
同じようなことが微小血管(毛細血管)や微小リンパ管、或いは細胞と
細胞の隙間を流れる組織液間でも起きています。

 この微小循環、微小リンパ管、組織液間で行われている物質交換やガス
交換のことを「微小循環」といっています。

 この微小循環は60兆個もあるとされる私どものからだの全ての細胞に
栄養と酸素を供給し利用され、そこから受け取った老廃物を運び出すとい
う大切な役割を担っています。

 今回はこのうちの血管系の微小循環を顕微鏡的に見てみますと驚きの
ミクロの世界が存在しています。
そこには「血管の直径より大きな赤血球が自分より小さい毛細血管を通過
している」事実です!!

 この最も細い毛細血管の直径は5~6μm(マイクロメートル)で血液
成分の一つである赤血球の直径は7~8μmですから明らかに血管の内径
より大きな赤血球が毛細血管を通過しているのです。
(1マイクロメートルは1ミリの1/1000)
物理的に無理なことが何の支障も無くできるのは「赤血球の変形能」(自
らの形を変幻自在に変える能力)によります。実際、身を縮めてパラシュ
ートのような形で一列になって通過しています。
 
 本来この力は誰にも備わっているのですが、ストレスや老化、疲労、運
動不足、食生活の間違いなどが積み重なってくると変形能という血液自身
の調整力も弱まってくるため赤血球が弾力性を失い微小毛細血管を潜り抜
けることが滞りがちになったり滞ったりしてきます。

 これが中医学(漢方)でいう「お血」の源(みなもと)です。

 お血(おけつ)とは血液の流れが悪くなった状態のことです。
このまま放置していると血液は凝集し血栓へと発展していきます。
血球にしても血管にしても弾力性を保つことが大切なのです。

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by home-k | 2006-08-08 15:44 | お血(おけつ)