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お血と微小循環障害  ⑩  -微小血管狭心症ー
 一般的な狭心症は比較的太い血管が何らかの原因で狭くなって発症しますが、最近の研究で細い血管(毛細血管)でも同じようなことが起きていることが判ってきました。これを微小血管狭心症といいます。

 胸がしめつけられるように痛んだり、背中やみぞおちが痛んだり、のどが詰まる、左腕がしびれる、腕が上がらない、冷や汗をともなったりなどの症状があり一般的な狭心症と同様ですがやや症状が軽いようです。これは心臓の筋肉の中にある毛細血管の流れに問題を生じたことです。

 この様なことはA型行動型人間や更年期を迎えた女性に多く発症すると言われていて、就寝中や安静時に発作を起こしやすいという特徴があります。命を落とす心配はないが検査をしても発見できないことが多いので要注意です。また、狭心症の治療薬ニトログリセリンは毛細血管などの小さい血管の拡張作用はないので苦痛は解消されず適当な薬がないのが実情です。

 上記の異常に気付いたら単なる更年期障害と片付けず、またA型人間的要素があれば尚のこと気や血の滞りを改善する体のお手入れが大切になります。X型人間的な生活習慣を身に付けることも大事なことではないでしょうか。
 やはり中国医学(漢方)による「未病先防」理論を応用することで憂鬱な更年期も平穏に過ごすことができます。

 A型行動型人間とは:
  1 仕事もせっかちで思ったことはただちに実行しないと気がすまない。ぐずぐずしている他人を見るとイライラする。
  2 仕事熱心で自分の能力以上の仕事を背負い込み職場や家庭は自分ひとりでもっているという自負心が強くて休むことが下手な人。
  3 敵愾心と競争意識が強く、人一倍正義感が強くこうと思うと闘う人。
    
   A型 B型 X型がありますが血液型とは関係なくB型はおっとり、X型はAとBの中間型といわれています。

 あなたは何型に生きがいを感じますか・・・・・・?。


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by home-k | 2006-11-30 17:44 | お血(おけつ)
お血と微小循環障害  ⑨   -漢方で美肌づくりー
 この季節(秋~冬)、お肌の健康状態が気になっている方が多いのではないでしょうか。皮膚のツヤがなくなったり、肌荒れ、手アレ、こじわや又、肌のしみ、くすみ、目の下のクマなど皮膚の「黒ずみ」が目立ってきます。前者は血の不足、後者は血の滞りが原因でこれは立派な微小循環障害といえます。
  
 中国医学(漢方)では肌のトラブルの多くは血の不足や血の質の低下(’06,08,27の当ブログ)、血流の滞リが原因と考えています。

 皮膚は毛細血管が多く集中しているところですので動脈で運ばれた新鮮な酸素とバランスのとれた食べ物からなる栄養成分が毛細血管を通じて皮膚細胞に運ばれ、不要になった老廃物などを静脈を経て運び去ることで養われています。

 皮膚の毛細血管の働きも微小循環の営みの一つですがこの働きが悪くなると肌や臓器に悪影響を及ぼし肌の老化を早めることになります。逆に考えれば微小循環が十分に機能していれば細胞でのガス交換や物質交換などの新陳代謝はスムーズになり肌や臓器の状態もよくなり肌の老化の防止にもなります。血液循環の主役は毛細血管なのです。

 「皮膚は内臓の鏡」と漢方では考えていますので内臓の乱れが皮膚に現れるともいえます。美肌づくりは漢方で言う「肺・脾・肝」の働きを整えることも大切です。高価な化粧品などで外から肌を補うよりも中国医学の皮膚美容理論「元気な血液づくり」で内面から美肌づくりのケアに発想転換が必要ではないでしょうか。

 漢方には西洋医学にはない補血法(血を補う)、活血化お法(血の滞りを除く)があり美肌づくりに適しています。

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 ’05、10,17の当ブログもご覧ください。
by home-k | 2006-11-21 16:43 | お血(おけつ)
金時山の花 Vol.11
 金時山は今(11月12日)・・・・・。自然界そのものが花です。

登山道からの富士山(足柄峠口猪鼻砦跡)
  
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頂上付近から見た登山道の紅葉 猪鼻砦~足柄峠
  
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登山道にて
  
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by home-k | 2006-11-13 16:42 | 箱根・金時山の花
金時山の花 Vol.10
 11月5日(日)晴れ AM7.00 気温10度(車止め地点・北口)
紅葉狩りながら、久しぶりの金時山行。富士の高嶺は雪化粧で美しい姿を見せてくれています。
山の秋は静寂そのもの、さまざまな色に染められた木々の葉の舞い散る音がなんとも心地いい。コッコッコッ、コッコッコッとリズミカルな伴奏・・・・森の仕事師啄木鳥が作業中?。深呼吸、深呼吸、深呼吸・・・・・・。
 
 大きな木々の紅葉はピークを過ぎましたが低木はまずまず、この季節足元のウラハグサ(イネ科)の紅葉(黄葉)が続く登山道は四季の中でも最も美しいときではないかと思います。
頂上に立てば眼下に仙石原のススキ野原が白く輝いていますし、北を望めば針葉樹に混在して紅葉の錦絵が広がっています。春、夏、秋と私どもを楽しませてくれた金時山の花の饗宴も店じまいです。

 今日は実りの秋の「実」を探してみました。
オオバコ(オオバコ属 おおばこ科)
 どこにもあり粗末にされていますが漢方ではよく使われています。薬用部位は種子で「車前子」(しゃぜんし)といい利尿の働きがあるので膀胱炎や下半身の浮腫、尿量減少に他薬と配合して使います。五淋散、八正散、牛車腎気丸などの処方として繁用されています。
  
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ヤマボウシ(ミズキ属ミズキ科)
 今年はどうしたことかヤマボウシの実を見ることができませんでした。実の付くものが全体にすくないそうで、球根類をゴッソリ食べてしまったイノシシの荒れようも関係があるのかも知れません。以前、金時娘さんにヤマボウシの果実酒を試飲させていただいたことがありますが大変美味でした。写真は昨年のものです。
 
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 今日は午後から漢方の研究会が東京であり「アトピー性皮膚炎の養生法」がテーマですので出席しました。衣・食・住の変化に対応できない、個性的なライフスタイル、ストレス社会など悪影響のタネは数え切れません。それらを改善しながらが治療の出発点なのです。

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by home-k | 2006-11-06 22:55 | 箱根・金時山の花