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カム かむ EVERYBODY ① -咀嚼が足りないー 
 1月14日の当ブログで「カム かむ 咬む 噛む 30」を提案させていただきました。

 食べるという行為は単に味覚を刺激しているだけでなく同時に知覚・嗅覚や触覚をも刺激しこれらの莫大な情報量は食事をするたびに脳に送られています。私どもが持っている感覚器としてもピカイチでこんなにすばらしいセンサーは他にありません。このように「かむ」咀嚼行動と脳は密接な関係をもっており、噛まないこと即ち咀嚼不足は脳の働きにも少なからず影響を与えることになります。

 豊かな脳に育てる秘訣はこんな所にもあるのです。

 神奈川歯科大の研究発表に、昔の食事と今の食事の噛む回数を比較したものがありますが、弥生時代の食事は魚の干物、木の実、玄米のような穀類が主で一食につき4000回の咀嚼が必要で、それに対し今時の食事は約600回なつてしまった。ちなみに戦前は約1400回ということですから年々減少の傾向にあり本当に憂うべきことです。

 学校薬剤師として私の関係している学校や幼稚園でも粉食加工品の麺類・スパゲッティやうどん、パン、カレーライス、ハンバーグ、スープなどは大人気で豆類や硬い野菜は残す生徒が多いと言う事です。やはり簡単に食べられる粉食の加工品にについ手が出てしまいがちになりますが硬いものが多い粒食の比率も高めたいものです。早く食べることが先で「味あう」「かみしめる」が疎かになりつつあります。家庭は勿論のこと給食の時間も「よく噛む」ことの大切さを知らせなくてはならないと思います。

 良い食べ物をバランスよく、良く噛んで食べることは健康づくりの土台であり、豊かな人生を送る出発点です。



次回は「唾液と噛む効用」についてもう少し掘り下げてみたいと思います。

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by home-k | 2007-01-31 23:20 | ドライマウス
金時山の花  Vol 14
 今日は二十一節季の一つ「大寒」で節分までは一番寒いとき、冬の寒さの峠にあたりますが「春遠からじの希望も見えてくる」ときでもあります。

 6時30分、金時山の足柄峠口着。気温マイナス1度。くもり。登山者の朝は早くもう5台の車が並んでいる。期待の富士山は雲の中、残念。
大寒にふさわしく冷気に身が引き締まる。ザクザクザクザクと凍てつく登山道を歩く、霜柱も深く足をとられそう。尾根道は吹き抜ける冷たい風に身が縮む。標高1000m地点でようやく汗ばんできた。途中ツララが太さ10cmに成長したものが数本目に付く。

 急坂半ばから小雪がチラつきはじめ、サラサラさらさら小枝や熊笹の音が心地いい。頂上付近は丁度、粉砂糖を振りかけた感じで白くなっている。山頂神社にお参り。深呼吸、深呼吸、今日もいい日でありますように。

 元旦の日、16年目にしてようやく350回目の登頂を達成。山頂茶屋の金時娘さんが記念にと350回登頂証を書いてプレゼントしてくれました(写真)。回数のカウントでいくと3000回超えを筆頭に400回以上の方が100人近くで、皆さん元気に健康づくりに頑張っていられます。

 やはり動いた(運動)後の爽快感が何ものにも代えがたく、体調の良さを実感されているのではないでしょうか。漢方では「気めぐれば血も巡る」と表現していて動けば動くほど稼動毛細血管は増えるといわれています。私自身も健康道場金時山でこのブログのタイトルどおり、「快食・快眠・快便」で身の軽さを実感しています。これからも頑張ります。今年は「よく噛む」こと「よく歩く」ことを今まで以上に実践していきたいと思います。

 大自然に感謝!!感謝!!

  
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by home-k | 2007-01-20 18:30 | 箱根・金時山の花
お血と微小循環障害  ⑫-カム かむ 咬む 噛む 30ー
 年初ですので健康づくりに一つの提案をさせていただきます。
食べるとき皆様は何回ぐらい噛んでいますか?食べものの種類にもよりますが一口で多くても15回以内の方が多いのではないでしょうか。

 生きていくうえで体に良いものを摂ることは当然のことですが、それを体に取り入れ有効利用するために「よく噛む」ことを実行している方は少ないようです。社会のテンポが速いためか、便利な食べ物が多くなつたのか考えさせられます。そこで、これから「カム・ かむ・ 咬む ・噛む30回以上」を実行してみていただきたいのです。必ず今までと違う体調に気付くと思います。

 今や日本の食卓は飽食の時代、人に優しい企業努力?の結果スーパーやデパ地下では食べやすく加工調理された軟らかく美味しそうな食べ物であふれています。スルメや煎り豆などの硬い食べ物は片隅に追いやられたり見つけられなくなってきています。

 咀嚼すれば唾液の分泌が起こり、よく噛めば噛むほど唾液の分泌は増加します。唾液腺は血管拡張物質や神経成長因子などの生理活性物質を分泌するので、咀嚼により唾液の分泌が多くなればなるほど血液の中の有益物質も濃度が高くなります。その結果脳内の血流量は増えると共に脳細胞の働きも活性化されます。ゆっくり食べることで満腹中枢も刺激を受けて食べ過ぎないという効果も期待できます。咬む・噛む・噛みしめることはこんなに大切なことなのです。よく咬まない人にボケや肥満が多いのもうなずけます。

 咀嚼の不足は唾液腺の出も少なくなり血管拡張物質も不足となるので血の流れも悪くなり様々な病を引き起こします。これが漢方で言う「お血」で微小循環障害の一つです。

脳の血流障害を起こさないためにも「良い食べ物」「バランスよく」「よくかんで」食べることが大切です。最近、「食養」がさかんに提案されてきましたが「よく噛む」ことこそその原点ではないでしょうか。

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by home-k | 2007-01-14 00:57 | お血(おけつ)
金時山の花  Vol 13
 あけましておめでとうございます。
 
 亥年元旦、当地は穏やかな太陽とともに明けました。今年の金時山は雪も無く快適に登ることができました。以前は初日の出を山頂で迎えましたが最近では混雑を避けて昼時にしています。元旦の金時山頂は一年で最も人出が多いのではないかと思います。盛りこぼれんばかりです。

 今日も富士山が素晴らしい姿を見せてくれました。はじめて来たという若い娘さんグループや家族ずれの小学生がこの景色を見て感動の声を上げているのをみると共にうれしくなります。感性はこのような感動の積み重ねでより磨かれていくのでしょうね。より多くの人たちもこの自然からのプレゼントを味わっていただけたらと思います。

 亥年元旦の富士山(金時山頂から)
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 今年も私の健康道場とさせていただいている金時山を通じて健康づくりの情報や気分転換を発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 亥年元旦の登山でついに350回登頂を達成することができました。

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by home-k | 2007-01-02 00:00 | 箱根・金時山の花