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これでいいの?No.2 -嫌われる苦味ー
 苦味を抑えた緑茶やウーロン茶が売れて売れて、ヒット商品だそうです。中にはメタボにいいとか健康増進効果があるという特定保健食品(トクホ)にも指定されているものもあります。飲み口がいい”味のまろやかさ”を強調しているものもあり、売り上げ至上主義の企業努力?により”自然の味”が失われつつあります。食養が注目を浴びている今、何か間違った方向に進んでいる気がしてなりません。

 さらに、夏の味覚としてほろ苦さが旨いビールや苦瓜(ゴーヤ)までも苦味を抑えた物が開発されているのですから、あきれてしまいます。苦瓜も苦笑しているかも?。

 ゴーヤは苦い、砂糖は甘いというように食べ物には固有の味があります。漢方を学んでいる者にとって、食べ物や生薬(漢方薬の原料)の味は学問上、非常に大切でこれなくして漢方薬の運用も漢方の食養生もお話できません。

 食べ物や生薬には必ず”味”があります(薬食同源)。からいとか、しょっぱい・すっぱいなどもあり、それぞれの味によって食べ物や生薬の性質が違ってきます。これを食味といい「苦い(苦=く)」・「甘い(甘=かん)」・「辛い(辛=しん)」・「塩からい(鹹=かん)」・「酸っぱい(酸=さん)」
の五種類の味があります。この五味はそれぞれ親和性の強い臓腑につながり苦は心・小腸、甘は脾・胃、辛は肺・大腸、鹹は腎・膀胱、酸は肝・胆に入りその臓腑を養うと説いています(漢方のバイブル・黄帝内経)。それ故、苦味の不足は心・小腸の働きに影響が出ることになります。

   苦味の効用

 専門書では苦味は泄(降・瀉),燥、堅に働くとされていますが、一般的には利尿・消炎・解毒・鎮静・解熱作用があり心臓,血管など循環器の働きをよくし、高ぶった精神状態を鎮めます。その上、血液浄化の作用もあります。

 高血圧、赤ら顔、怒りっぽい、イライラ、不眠、多夢などを改善し、暑気あたりの予防にもなりますので心当たりのある方は苦い物は必ず必要なのです。

   苦い食べもの 

 苦瓜、ごぼう、たけのこ、ほうれんそう、緑茶、みょうが、たらのめ、アロエ =冷やす性質
 ラッキョウ、よもぎ、ふき  =温性
 ぎんなん、びわ、春菊、うど  =平性(冷やしも温めもしない)

 嫌われ者の苦味ですが、こんなに重要な働きがあるのです。夏は心負担の多い季節ですので心を養うホップのきいたビールと苦瓜料理ならクールダウン間違いなしです。まさに夏の薬膳料理です。


  

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 My off time 
   
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 オーストラリア・シドニーは均整のとれた美しい街づくりです
by home-k | 2008-08-28 16:50 | これでいいの?
my off time  Vol. 2  ーオーストラリアの旅ー
 残暑お見舞い申し上げます。

”暑さ寒さも彼岸まで”といいますが、この暑さももう少し、夏バテは胃腸からきます。冷たい物を摂りすぎないように頑張りましょう。

解暑にチョッといい写真がありましたのでご覧ください。GWにオーストラリアに旅したときのことですが、メルボルンから車で2時間位,野生のペンギンが生息するというフィリップ島にでかけました。

よちよち歩く30cmにも満たない小さなフェアリーペンギンのパレードには心の中で大きな歓声を上げてしまいました。寒い海岸で毛布にくるまり待つこと30分、日没の18時14分海辺から次々と砂浜に集まりねぐらの巣をめざしてのパレードです。薄暗い照明のなかであちこちに十数羽の集団でヨチヨチ歩く姿はとっても可愛い!!表現のできない可愛さです。ここは大声、写真・ビデオ撮影禁止なのです。目の前にいて手に触れることもできますがそれも禁止です。
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   現地のポスターを写したものです。

 満天の夜空に南十字星が輝いていました。





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by home-k | 2008-08-20 15:11 | my off time
金時山の花  Vol.43
 2008.08.08(金) Am.6時北口登山道入り口着。21度Cで快適な晴れ。
今日は、いよいよBeijing 2008 北京オリンピックの開催日になりました。日頃の努力が報われ自分を褒められる満足な結果を期待したいものです。

 富士山が奇麗に見えています。今日は皇太子殿下が初めての富士登山に挑戦されているとのこと、素晴らしい”ご来光”を御覧になったのではないでしょうか。
  殿下が滞在されている今朝の富士山 
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 立秋が過ぎ、今朝の金時山は萩やオミナエシ、オトコエシなど秋色が見えてきました。

今日出会えた花たち
  コバギボウシ (ギボウシ属ゆり科)
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  ハナイカダ (ハナイカダ属みずき科)
    この木はお洒落で葉に花(花筏)を乗せています。雌雄異株でこれは雌株の核果です。
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  リョウブ (リョウブ属りょうぶ科)
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 7時下山につく。気温も急に上がり、下りでも汗が流れるほど暑いです。汗をかきすぎたのか喉が異常に渇いて疲れを感じてきました。こんなとき良く効く漢方薬があり、持参の”麦味参顆粒”(中国では生脈散)を一服補給。効いた!!汗を多くかくことは体の水分だけでなく”気力”も失います。それを補う漢方薬で夏の必需薬です。お試しあれ。

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by home-k | 2008-08-11 18:04 | 箱根・金時山の花