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30歳代の健康づくり  シルバーエイジへの助走 1
 一昨日(’13.07.25)の報道に厚労省が昨年の長寿国ランキングを発表していました。それによると日本は女性が世界一で86.41歳、男性が79.94歳で世界5位でした。ものすごい長寿国で有りがたい報告です。

 チョットおまけすれば男女ともに世界一の長寿国です。「人生八十年時代」から「生涯一世紀時代」も夢ではなくなってきました。豊かで実りのある人生をどのように生きていくのか、やがて誰しも迎えるシルバーエイジをエンジョイできるか否かはその前の年代、即ち、30,40,50代の健康法、考え方の良し悪しにかかわってくるのではないかと思います。その辺りを年代別に、漢方の立場から考えてみたいと思います。 

 徹夜もなんのその翌日もモリモリ動き働けた健康ピークの20歳代、健康過信でこのままイケル!と思いきや30代になった今は翌日に疲労感が残り「自分も歳かな・・?」という思いが脳裏をかすめたりします。e0024094_1854973.jpg

 しかし、健康過信が裏目に出て、食養生や運動を怠ってきたツケがボデーブローとなり血液中には脂質が増え動脈硬化が芽生えてきます。しかし、まだ毛細血管もしなやかで弾力性がありますので家庭医学書などに書いてあるような典型的な症状は直ぐには現れてきませんので、何も気づかずに過ぎてしまうのが普通でしょう。症状があったとしてもなんとなく身体の調子がおかしいという程度ではないでしょうか。

 健康に関心を持っているがその関心をどう生かすか。或いは、健康よりまず仕事を優先して考えるか、人の生き方は様々ですが、実はこの30代の過ごし方で将来の肉体年齢、精神年齢に大きな差が出てくるのは確かです。

 30代の運動不足、ストレス過多、食べすぎやら食養生の悪さ、夜更かしなどの悪しき生活習慣は成人病(生活習慣病)へのスタートになります。この間違った生活習慣を改めるには、意識して日々の生活の中に歩くことを心がけ(血流改善)、バランスのとれた食事を腹八分目(エネルギーのもと気血を補う)に、就寝は0時を過ぎないよう(自律神経・ホルモン系の安定)に実行することしかありません。 

 30代というのは大変な年代です。仕事は中堅に位置し責任は重くなり縦横の人間関係のストレスが積み重なります。この年代に自殺、神経症、躁うつ病、アルコール依存症などが多いのも頷けます。つまり真剣にストレス解消を考えなければならない年代なのです。

 漢方ではこのような状態に、生活習慣の改善と共に気や血の巡りを改善し、肝腎を調和する「肝腎かなめ」の漢方薬の対象になってきます。”肝”は疏泄作用というストレスを解消する働きがあり、胃腸をコントロールしますので平常心が得られ胃腸も元気になります。”腎”は生命を維持するエネルギーを蓄え(腎精)体内水分を調節すると共に”心”(心臓、血管、血流、大脳など)もコントロールしていますので不眠や神経症、脳血管病、心臓病などの予防治療に重要な役割をしています。 


 ころばぬ先の杖として3000年の歴史にその効果を裏付けられた漢方薬をご自身の健康管理に取り入れてみてはいかがでしょうか。





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by home-k | 2013-07-27 18:25 | ウィズエイジング・抗老防衰