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再発を繰り返す腰痛
治験報告 

 75歳 男  BMI 23   来店日 2014.04.02
主訴 腰痛を繰り返す

 2ヶ月前から腰のベルトラインが重く痛む。年に3~4回同様な腰痛症状があるが、今回はいつもより痛みが強く動くと加重。夜中のトイレに起きるのが辛い、重いものを持つことが多いので日々の生活に支障がある。ロキソニン他を服用したが胃が重くなる。整体に通院中。
 寒がりで手足が冷える。足のむくみあり。夜のトイレ近い。
舌診;舌色は淡紅、中央に白色微黄苔、形 絆大。

 以上の所見から、加齢により乏しくなった生命エネルギー(腎精)が、寒さ(冷え)や湿気(寒湿の邪)に遮られ筋肉や腱・神経に廻らなくなって発症したと思われます。e0024094_10251234.jpg

中医学漢方では、このような訴えから冷え性であり2月の寒い季節に発症したことから冷えと湿(水分代謝が悪い)を除く袪風寒湿薬、加齢から気・血・腎精(生命エネルギーの基)を補う薬をベースに黄柏を煎じて服用していただいた。10日後にTELあり、腰がすっきり軽くなり痛みも消失したとご機嫌。腎精を補う薬を継続するよう説得。

 漢方では一般に腰痛は疲労の積み重ねやストレス、不摂生な生活、過労や老化などにより体力が低下した状態(虚)に外からの要因である風(気圧の変化など)・寒(冷え)・湿(梅雨時や湿地に住む)などの要因(実)が侵入して発症すると考えています。くり返す腰痛や慢性のものはからだの内部に問題があることが多く、特に老化に伴う痛みは腎の精気が不足して腎の府である腰部を養うことが出来ないために発症することが多くあります。

 腎精は20代をピークに衰退していきますが、この先、衰退のスピードをなるべく緩やかにしていきたいものです。高齢化社会を迎え「健康寿命」を永らえるには、歴史に裏付けられた安全な中医学漢方をからだに取り入れ腎精の貯金を増やすことが豊かな人生に繋がるのではないでしょうか。




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by home-k | 2014-04-19 14:08 | 腰膝痛