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坐骨神経痛 体験闘病記3の2 症状編その2の2
 急性期の激痛の中、少しでも症状が緩和されることがないか我流で生活上の工夫をしてみました。

症状の概略
 立っても・坐っても・歩いても動作を変えると痛みが増す、仰向け寝・咳・くしゃみ・クーラーで増悪、痛みの質は灼熱感のある刺痛、夜間・早朝の痛みの加重、梨状筋・外脛に固定した激痛に悩む。

窮すれば通ず  ・・・・・・・・・希望の光

 1.大きな円座クッション
  
 お尻の痛み(梨状筋痛)で座れない日が続き、食事も立って食べる・通院のタクシーにも座れずへとへとに疲れた。或とき、”トイレの便座には痛みなく座れる”ことに気づく。なぜ?? 市販の円座ではダメなので、便座の大きさに円座を作ってみた。Very Good!2週間ぶりに座れた。特製円座は食事にも・タクシーにも・移動する先に持ち歩き生活の質が大きく改善した。

 2.サイクリング  自転車の活用

 20m先にある店の駐車場まで歩けない日が続く(50日)。30日目頃円座なしで座れるようになったので自転車に乗れるか試してみた。痛みなく乗れた!!。すっかり弱ってしまった下肢の筋力回復にサイクリングを30~40分毎日続けた。歩くと痛みは増すのにペタルをこぐ動きでは痛まない。使う筋肉・腱はいろいろ違うことに気づかされる。30日もかごの鳥生活だったので、風を切って走るサイクリングは爽快で心がヤッホーになった。
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 3.アキレス腱ストレッチ(腓腹筋 ヒラメ筋)

 足を前後に開脚(患足を後ろに)し、椅子やテーブルに両手でつかまり前のめりに体重を移動、患足のかかとが床から離れないようにする。ふくらはぎやアキレス腱が痛くなる状態で20秒静止、これを5~6回をワンクールで日に10回位おこなった。不思議なことに、最も痛みが激しく苦痛だったくるぶし上の外脛痛(A点)が数分消えるのに気づく。これは最大の発見!!。

 4.スーパーのカート

 32日目、座れるようになったので車の運転に挑戦。スーパーに買い物の手伝い。カートにつかまり歩く姿勢が前かがみになるのでA点の痛みが楽になることを発見。歩ける!!。カートを押しながら家の外で300歩も歩けた。こんなに長期間歩けなかったのは赤子の時以来?。歩けなくなるのでは?と不安な毎日だった。
カートにはすっかりお世話になり、歩ける喜びを与えてくれた。

 5.その他  ナイショ・・・ 

上記のことは回復への希望の光であり、辛い症状の改善、精神衛生上も非常に役立ち、身近なところに意外と便利グッツがあり、生活の工夫で病院でのリハビリ以上のものが有ることを学べた。



次回は漢方での坐骨神経痛の治療編を報告したいと思います。




漢方ホーム薬局のHPはこちら
   
by home-k | 2014-11-22 12:35 | 痛みと漢方
坐骨神経痛 体験闘病記3の1 症状編その2の1
 2014.05.01発症から完治までの3か月の筆者の闘病記です。
 
急性期

風薫る5月1日の早朝トイレに起きようとした時、左下肢全体に激烈な痛みを感じた。床に足をつくこともできない。その下肢痛はお尻(経穴・環跳付近)から大腿部の外側を通り外脛から指先に及び、特に外脛下部(くるぶしの上10cm位のところ:経穴・外丘~陽交付近)は焼き火箸を突き刺されたような灼熱感があり、また、ドリルで骨に穴をあけられるようで深いところを刺すような痛みを感じた。今までに経験のない激痛に戸惑いうろたえた。

 座っても、立っても、横になっても痛みは激しく、痛みを緩和する姿勢が見つからない。1時間ほどウロウロし疲れ果て横になる。しかし仰向けに寝ることができず、右下肢を下に左患足を上に重ね腰を引いて”への字”様の横向き寝が少し楽なことを発見・・・・・でも痛い。(この姿勢は50日間に及んだ)

 激痛は昼間より夜間に増悪し、朝6時前後はさらにビリビリ痛みが増した。最大の激痛地点のくるぶし上(A点)は動作を変えるときに更に増悪し、顔面は紅潮し汗ばみ思わずうめき声を発する。
イライラ・不眠が続き疲れはMAXに。ロキソニンSを倍量服用したが全く効き目を感じない。インドメタシン系の湿布や塗布薬はかえって増悪した。A点とお尻(B点)が同時に痛む時は歩行の妨げ大で生活の質に大きなダメージを受けた。(総腓骨神経の異常・経絡では少陽胆経)入浴で温まると増悪した。

 前かがみの”くの字”歩きが続き(60日間)、下肢に体重がかかるのを防ぐために両手に体重を分散して手つき歩きをするので、手掌・ひじ・肩などに痺れ痛みの二次災害を起こしてしまった。

 このような急性期の激しい症状は10日間も続いた。12日目少し痛みの質が楽になったような感じを受けたので、病態の確認のため整形外科を受診。ラセーグ徴候・FNST反射・X線・MRIなどの検査の結果、腰椎№4と№5の間のヘルニアが原因と診断される。ボルタレンなど3種の鎮痛剤が処方されたので3日間服用してみた。痛みは軽減されず耐えるしかないと観念、激痛の時だけ頓服することにして、自前漢方煎じ薬を継続した。

 ヘルニア型との診断ながら、痛み方の特徴(26.10.14当ブログ記事)を観察していると脊柱管狭窄症の症状も多々あるように思う。 前かがみ・への字型横寝姿勢は痛みが和らぎ、仰向け寝・背筋を反らす・高いとこの物を取る姿勢が痛み増し、間欠跛行などがありヘルニアと狭窄症の混合型なのかもしれない。

20日が過ぎ、漢方薬と鎮痛剤の相乗効果か激しい症状はやや軽減してきたが20m先にある店の駐車場まで歩けないのが情けない。坐れないのも辛く疲れる。これに対しては特製円座(後述)を手づくりして凌ぐことができた。

 緩解期

6月に入り痛みの性質が変わってきた。梅雨とともに湿気の影響で下肢全体が重く痛む。問題のA点は重く痺れを伴う痛みになった。歩くとズキンは不変。急性期に灼熱刺痛だったのは熱邪の影響であり、この熱邪が取れてきた証拠で一歩前進。前かがみ歩きで家の中は歩行可に。夜間痛で時々目覚める。扇風機やクーラーで痛みが増す。e0024094_13535332.jpg

7月に入るころより(60日目)前かがみ歩行が改善し始め67日目ついに 直立姿勢での歩行が可に。駐車場まで1回休みで行け、1週間後には休まず往復できた。この季節寒暖差が大きく梅雨ひえの日は痛みが増したが終日痛むことはなく着地ズキン痛もなくなった。時にはモグラたたきのように重い痛みが下肢のあちこちに出没した。

 2ヶ月半がすぎ衰えた筋力を養うべくウオーキングを始め、400m・600m・1000mと日増しに距離を延ばし7月下旬には1000歩10分のペースで歩くことができた。急性期には完全回復は無理で車椅子生活の夢を見ていたことを思うと、想像もできない回復ぶりに嬉しくて、つい歩きすぎてしまった。この筋力の回復には早くからのリハビリを兼ねたサイクリング(後述)もよかつたのではないかと思う。歩きすぎで翌日痛みが増すこともあったがほぼ痛みから解放された。

 整形外科で鎮痛剤の処方を渡されたとき、これは対象療法で根本治療はOPEとDrに告げられた時、根本治療は漢方には正気(抗病力・自然治癒力)を増すことができる治療法があり、今までの店頭治験から、これに期待することを心に誓ったことを思い出した。中医学漢方のこの扶正袪邪の治療法を後世に伝えてくれた先人の知恵に感謝。脱帽!!。

反省;油断大敵

 思い起こすと前年の2月頃同じ場所に坐骨神経痛様の症状があったが日常生活に支障がなく漢方薬の服用で治り気にしていなかった。しかし激痛発症10日前社交ダンスのレッスン時、左下肢に異様な痺れ痛みが走った。ライトメタボの者にはQuick stepはきつい。そして4月末のゴールデンウイークに南紀・熊野方面にドライブ(1150km)後の翌々日に発症したことからして、これらが腰に負担を掛けたことに違いない。正気の不足に気づかず体力を過信していたことで、とんだお灸をすえられてしまった。 


次回に急性期,緩解期の症状緩和に役立った我流アイデアを記したいと思います。




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by home-k | 2014-11-20 15:22 | 痛みと漢方