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お血と微小循環障害Vol・32NHKTVガッテン!t-PA
 血液のチカラ向上作戦!脳梗塞・心筋梗塞で死なないために!(2016.05.11放送から)

日本人の死因の第一位は癌、二位は心筋梗塞などの心疾患、三位は脳梗塞などの脳血管疾患です。
心筋梗塞や脳梗塞で年間10万人もの人が不慮の死を遂げています。その原因物質の血栓が今回のテーマでした。血栓は日常いつでも血管内で発生していますが、人体のメカニズムはよくできていて正常時はそれを溶かす物質(t-PA)が血管内で産生されているので事なきを得ています。

 しかし、恐怖や驚き、強いストレスなどに出会うとより多くの大きな血の塊の血栓ができやすくなり(実験場面あり)血栓を溶かす物質 t-PA(tissueーplasuminogen activator組織プラスミノゲン活性化因子)の量が間に合わず命の危険に至ります。まさに血も凍るストレスとはこのことです。e0024094_1213473.jpg
 発症から4時間半までにこの t-PAの投与処置が終われば運よく命拾いすることもあるようです。

 t-PAが増える血液のチカラ向上作戦には有酸素運動がイチバン!!

当日のメイン出演者で浜松医大血液生理学のスペシャリスト浦野 哲盟教授はスロージョキングやウォーキングなどの有酸素運動を一日30分実行するすることで血流が良くなり血管内皮細胞が刺激されて t-PAが増え、またメタボタイプの人は体重を1kg減らせば血栓を溶かすチカラは20%UPするとのこです。
恐ろしい突然死の原因物質・血栓も本人の努力次第でコントロールすることができると提案されていました。

 中医学漢方では瘀血

心筋梗塞・脳梗塞などの血栓は漢方独自の病態・瘀血(おけつ)と深い関わりがあり、微小循環障害を指す瘀血の範疇に入ります。

治法;ドロドロ血をサラサラにしスムースに流す働きのある活血逐瘀という漢方独自の治療法があります。
血栓を分解吸収し血管拡張作用のある破血薬:三稜・莪朮・水蛭・川玉金などをメインに用い、さらに桃仁・紅花・川芎・丹参・赤芍などの血管拡張作用により欝血を除く生薬が繁用されています。
 市販薬として冠心逐瘀丹・冠元顆粒・血府逐瘀湯などがありますが有酸素運動や食養生も大切です。
ストレス社会のなか、益々多くなる疾患です。漢方のチカラで活血力をアップし、健康で穏やかな日々を過ごしたいものです。
 
   






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by home-k | 2016-05-26 15:46 | お血(おけつ)