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初夏の膀胱炎 漢方養生
 三寒四温の季節病・花粉症も終わり、散寒至温?の初夏となりました。日中25℃にもなる夏日になったりしますが、このころになると膀胱炎や痔、痛風発作・にきびなどの皮膚トラブルが多くなってきます。暑さ慣れがうまくいかない人に多く見られます。

 今回は初夏に多い膀胱炎について解説いたします。
普段から水分代謝が悪く・暑さの熱が体にこもり易い人(湿熱タイプ)に多く発症します。女性に多く、トイレが近い・尿意促迫・排尿痛・排尿困難・残尿感・尿道の灼熱感・尿の濁り・血の混じり・下腹痛など様々な症状を伴います。

 この時期の尿色は体にたまった余分な熱で尿が濃縮されるので、いつもより黄色味が強いことが多く、排尿痛や下腹痛が強いのが特徴です。e0024094_16071407.jpg
病院では急性膀胱炎なので抗生物質が処方されますが、漢方薬でも十分対応できます。中医学漢方では外気温の熱が膀胱を犯したと考えますので、熱を取り去る処方が用意されています。
 八正散・五淋散・竜胆寫肝湯・清心蓮子飲などが繁用されますが生薬の構成内容により使い分けに注意が必要ですので、選薬は漢方専門薬局での判断が早期治癒への近道です。

 膀胱炎の寒(かん=冷え)と熱(暑熱)について
漢方ではその症状が冷え(寒)なのか熱なのかの判断は診断上重要な事項です。治療方針として冷えならば温め、熱ならば冷やすことが先決事項ですので、湿熱による膀胱炎の食養生においても熱ならば温める食材は禁忌で、ピリ辛ものやニンニク・キムチ・香辛料・酒・脂質などは避けるべきです。ストレスも熱です。

初夏の膀胱炎の症例は次回にします。



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by home-k | 2017-04-28 16:58 | 膀胱炎