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痔の痛み・腫れ 夏季の湿熱とストレスで悪化 治験例
慢性の痔疾患・暑湿とストレスで悪化を繰り返す。
 48歳 女性 BMI 17.5
神経質な細身のOL、数年続く痔主。本人の申告によると外痔核(いぼ痔5mm)が1つある。胃腸が弱く、小食、便が整わず軟便下痢傾向、硬便もあり。参苓白朮散を継続服用中。のぼせやすく頬が紅い。イライラ、不眠で心療内科受診中。この1年生理が不定期になってきた。生理血に血塊・生理痛あり。舌診 舌の辺り紅、中央部に濃い白苔、舌裏静脈怒張(静脈が黒く浮き出ている)痔の症状が悪化すると来店される。症状に応じて湿熱瘀血の漢方薬・槐角丸や乙字湯、桂枝茯苓丸などで通常は症状が改善されるが、暑湿の季節になると痔の腫れと痛みが増し、職場のパワハラのストレスでさらに酷くなり切れ痔・出血することもある。舌の苔は黄色いベットリとした苔(黄白膩苔)となる。この状態は湿熱がストレスなどで加重されたことで上記の漢方薬では効果が出ず。漢方薬には症状に応じて使う薬が用意されていますので、より熱を冷まし余分な水を排出する働きのある清熱利湿薬を通常の漢方薬にプラスすることで改善ができました。出血時には田七人参を、外用に紫雲膏を併用し諸症状は改善。

e0024094_16170317.jpg 痔は3人に1人は悩んだ経験があるほど身近な病気の1つ。やまいだれに寺を書く字型から”病は寺まで”?長い付き合いになるのかも。
 痔にはいぼ痔(痔核)、切れ痔(裂肛)、穴痔(痔ろう)があります。中医学漢方ではこのような痔の症状は体内に溜まった「湿(余分な不要な水分)」や「熱(体温計上の熱とは異なる)」や「瘀血(血流障害や血の汚れ)」などが主な原因と考えています。また、それ以前に食事や排便、仕事など普段の生活が大きくかかわっています。生活習慣を見直して”痔になりにくい体質”を作るように心がけましょう。


     外痔・内痔 2006.10.31  当ブログ
     いぼ痔と漢方2007.04.18  当ブログ もご参考に


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by home-k | 2017-07-27 10:33 |