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my walking  1
 日々の仕事が終わり18時過ぎ頃からwalkingによくでかけます。当地(小田原)では七夕の頃を堺に日が短くなり始め、8月のお盆前ともなると箱根山系の上に聳える富士山の裾野に夕日が沈む時間になります。

 このところの異常な暑さのため夕方とはゆえ道路の熱は冷めずwalkingどころではありません。そこで思いついたのが自転車、近くには二級河川の酒匂川がありその土手沿いにサイクリングコースが整備されていることに気づき走って見ることにしました。

 いやーなんと気分のいいこと。風を切って走るので汗ばむこともなく足の筋肉は鍛えられるし暑さなんて忘れるくらい快適なひとときです。昨日は二宮尊徳さんの生誕地・報徳橋まで走つてきました。家につくと流れるように汗がでて身も心も軽くなりビールの旨さは格別です。

 路傍に咲く「葛の花」をみつけました。
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この葛の花の根っこが葛根(かっこん)といい風邪薬で有名な葛根湯の原料です。
葛根湯は桂枝・麻黄などが配合されているため温め・発汗作用があり、寒気を伴う風邪には最適でこれにまさる風邪薬はありません。

 しかし、冬に効いたからと夏に服んだら大変なことになります。葛根湯の性質は寒気があることがメインゆえ温め発汗させて体のバランスをとります。夏の体は暑さで熱を帯びています。更に温めることは禁忌であることは自明の理です。

 夏の漢方風邪薬は症状に応じてたくさん用意されています。漢方専門薬局で相談されることが治癒の早道です。
 

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# by home-k | 2019-08-10 15:03 | my off time
夏休みのお知らせ
 いつもお引き立ていただきありがとうございます。

勝手ながら下記の期間、夏休みとさせていただきます。

  8月 11日(日)~15日(木) 5日間

暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛下さい。
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# by home-k | 2019-08-10 13:18 | お知らせ
梅雨時の漢方養生と膀胱炎患者の治験例
 梅雨どきの陽気は「蒸し暑い」の言葉がピッタリ。湿気と暑熱が合わさったもので漢方用語では「湿熱」と表現しています。

 この季節、急に小便の出具合が悪くなり下腹部の張りや痛み、尿道や出口の痛み、尿の濁りや血尿など「急性膀胱炎」症状の方が多くなります。この時期の膀胱炎はカロリー過多やストレスの感受性大(内因)の人に多く、外気の湿熱(外因)が相乗して発症します。

 今回の症例はストレス性の急性膀胱炎。

  70代  女性  bmi 21.5   日常ほぼ健康体e0024094_17315457.jpg

 趣味の仲間40人と日帰りバス旅行にでかけ主催者の一人としてかなり気をつかつた。旅は楽しかったが小便の出が悪いのが気になっていた。夜中から下腹の張りと尿道の灼熱感、尿道痛があり尿色はかなり濃く量は少ない、疲れが酷い、不眠。以前にも同様な症状があり病院の治療(化学薬品)を受けたが半月以上治療を要した。
 ストレスを受けやすく思慮過度でもあり、今回のバス旅行がかなり体の負担になったものと思い肝経のストレスに効く龍胆瀉肝湯、加味逍遥散、五淋散など使用したが少し効果があるがあまりすっきりしない。顔が紅いことに気づき心経にストレスが流れ心労が心火となり、心と表裏の関係にある小腸の働きを乱し膀胱への水の流れが不足し旅先での尿量が不足したのではないかと弁証し心火を収める清心蓮子飲をメインに利尿を促す漢方薬を併用してみた。効果は抜群で薬を変えて二日目の昼過ぎ(5回目の服用,発症から4日半)には辛い症状はほぼ消失した。

 漢方薬の選択の難しさを実感し、中医学漢方の病状分析(弁証論治)の大切さを学んだ。症状が起きた背景などの聞き出し(問診)も大切なことでした。
 
 一般的には化学薬品の出番なのでしょうが中医学漢方を理論付けた先人の知恵のお陰で体にダメージを与えることなく漢方で治療できたことに喜びを感じました。

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# by home-k | 2019-06-27 17:49 | 季節の養生
梅雨時の漢方養生と高熱患者の治験例
 四季を通じて梅雨どきほど不快な季節はないのでは。シトシト雨、ムシムシ陽気、全く鬱陶しい!。自然界の一員である人にもそのダメージは少なくありません。

特に梅雨前線が居住地の北にあるときは蒸し暑さが強く(湿熱の陽気)様々な炎症性の病状を訴える人が多く、熱中症、高熱の持続、胃腸のトラブル、神経痛の悪化、膀胱炎、痔、水虫(カビ)、紅い湿疹、鉛を背負うが如き倦怠感など湿気と暑熱の合わさった湿熱の病症が見られます。

 しかし全ての人が発症するのではなく特定の人に限られます。特定の人とは漢方では次のように考えています。

 中医学漢方では病の発症を「外因は内因を通じて初めて発現する」としていますので発症する人は体質素因即ち人体内部に機能の失調や低下があるなどそれなりの要素(内因)があることで外因に反応してしまうことになります。春の杉花粉、梅雨時の湿気・暑熱、秋のイネ科の花粉、冬のインフルエンザウイルスなどなどが外因(外邪)です。内因の改善こそ体質改善であり中医学漢方にしかその方法はありません。特定の人にならないために漢方薬による体質改善をお薦めいたします。

梅雨時の持続性の高熱 特効症例   ’19.6.17 中学生(男)

 数日前から38~40度の熱の起伏が続いている、頭重、酷い倦怠感、食欲不振、悪心・嘔吐あり。病院の治療を受けているが不変。telあり。明後日から修学旅行がありなんとか参加させたいと家族の焦りがあり。舌の写真を持参依頼。微黄膩苔確認(ベトベトした苔)。諸症状からこの季節特有の湿熱の半表半裏症と判断し漢方薬を投薬。  後日談、当日ほぼ平熱となり人生の記念となる修学旅行に参加できたとのこと。平素から高カロリー食、スナック菓子大好きなことから体に熱(暑がり)をかかえさせる体質(内因)となり、蒸し暑い気候(外因)が相乗され湿熱の病の発症に至った。昨年も同様な症状が有った由。

中医学漢方のパワーに感激!!。


 
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# by home-k | 2019-06-26 18:24 | 季節の養生
人生100年時代!! 2000余年前の記述を発見!! その 2
・・・前回からつづく・・・・。 感動の書物、中医学のルーツである最古の古典 黄帝内経・霊枢意釈書から黄帝と学者との問答のうち今回は長命と短命の人についての抜粋です。

 黄帝が曰く。
同じようにして生まれた人間も、人によって寿命は同じではない。ある者は長生し、ある者は若死にし、また、ある者は突然たおれ、ある者は永く病床にふす。これはどんな差別があつてこのようにまちまちなのか?

 学者(岐伯)が言う。
人の五臓の働きがしっかりしており、血気が調和をたもち、肌肉は柔らかくて潤い、皮膚のきめは緻密で守りがしっかりしており、営衛*の運行は規則正しく、呼吸はゆるやかに、天の気をうけて人の気もそれに従い、六腑は飲食物を消化吸収して地の気を十分にとりいれ、津液は全身をくまなく流通するというように、五臓・六腑・営衛・血気が各々そのきまりに従って運営されていますならば、その人の命はながくあるはずでございます。


先日、空海と仏像曼荼羅・東寺展を国立博物館で拝観させていただきました。入場制限もある大混雑でしたが皆さん至宝の前では静かに整然と1200年の時の流れ、それぞれの思いを胸に見入っていました。・・・・呼吸はゆるやかに・・・・。この世界の中にいると妙に落ち着きます。e0024094_14054625.jpg

*営衛;営は血であり、衛は気としています。水穀の精気の化したもの。営は脈中を行り全身を栄養する働きがある。衛は脈外を行り身体を防衛する働きがある。


日本古来(江戸時代)の漢方を学んでいましたがイマイチ・・・???でした。縁あって中医学漢方を学び始めて36年。以前研修に訪れた北京や上海の中医薬大学の展示室の3000年~4000年以前ともいわれる牛骨や亀の甲に刻まれた人類の英知、中医学のルーツの文字を目にして先人の偉大な業績に胸が熱くなったことを思い出します。歴史に裏付けられた臨床経験の積み重ねは「論より証拠」です。
 中医学漢方は「人生100年時代の健康長寿づくり」のお役に立てるものと確信しています。
 



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# by home-k | 2019-05-22 15:03 | 健康寿命
人生100年時代!! 2000余年前の記述を発見!! その 1
 先日来、調べ物があり中医学(日本では漢方という)の古典を紐解いていて飛び上がるほどの驚きの記述に出会いました。それは中医学のルーツである世界最古の古典・黄帝内経 霊枢 意釈書のいちページにありました。

 2000年余前に書かれたものですが、人の生い立ちが黄帝と学者との問答になっていて今でも通用する大変参考になる書物です。

 黄帝 曰く。「天から与えられた寿命は百年であって、そこで命は尽きる。この天寿を全うすることできる者を、望診によって知る方法はどうか?」
 学者が言う。「そのような長寿の人を望診いたしますと、鼻が長くて高く、顎や頬ががっしりと張っています。それは、呼吸と咀嚼が完全に行われているということで、営衛の運行が調和している証拠だからであります。また、顔面の上中下の各部の彫りが深くて調和しているのは、その人の骨組みが丈夫で肉付きの良いことを現しています。ですから、このような人は百年の寿命を全うすることができるものであります。」


この時代に「天命は百歳」を語っていたことに驚きです。

 「人生100年時代」の言葉をよく耳にするようになりました。2018年の統計で百歳超えは69785人とのことでしたがここ数年この伸び率が高いようです。
健康で長寿を目指したいものです。歴史に裏付けられた中医学漢方の出番です。

           ・・・つづく・・

  望診とは、人の神色・動態・体表各部・舌・大小便など目で観察すること。視診ともいい他に、聞診・問診・切診があり中医学では重要な診断法です。




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# by home-k | 2019-05-17 16:46 | 健康寿命
花粉症には漢方薬が効く!! 治験例
毎年、花粉症で悩みこの季節だけ来店されること8年目

48歳  男性Aさん  営業職  BMI 26

主症状:クシャミ、透明な鼻水、鼻づまり、目の痒み、涙目、時に目の充血 、目や鼻腔の粘膜痒い、頭重など

舌診:形は胖大(舌の形が浮腫んで大きい)、苔・中央部白い、色・淡(紅みが少ない)、歯痕あり(舌の周りに歯の痕がつく)。
 
 営業職で外食、会食が多くビールや焼酎の水割りなど冷えたアルコール類を多飲、帰宅が遅く夕食は就寝直前になる。仕事だから仕方ないと。鼻炎の初期段階では市販の抗アレルギー剤で対処しているが粘膜の乾燥感や倦怠感、ねむけ、頭がボーっとするなどがあり不快という。効き目もいまいちになる。ここで漢方薬の出番となること8年目。日にポケットティシュを3ヶ以上使うようになると来店される。e0024094_18114855.jpg


漢方治療:症状と舌診から日常生活の不摂生からの冷えと過剰な水分の停滞、食滞がうかがいしれる。自己で処理できないものが口から入っているので、これらが体にダメージを与え発症している状態。それ故、冷えに対し乾姜・黄耆・細辛などの温める薬、水分代謝の改善に茯苓・白朮・半夏などの配合のある漢方薬と食滞に”晶三仙”を、鼻の症状を改善するハクモクレンの花蕾(辛夷)のお茶で服用していただいた。これに満足していただきこの季節だけお付き合いをしていただいている。


中医学漢方では、花粉症の症状は体を守る衛気(免疫力)の不足により起こると考えています。衛気を充実させる基本は、まづ元気な胃腸でしっかり栄養を摂り、体内の気を十分に養うことと、肺は衛気を全身に張り巡らせる働きを担っているため肺の働きを健やかに保つことも大切です。


花粉症の低年齢化を危惧しています。冷たいものに注意して未完成な内臓機能にダメージを与えないように養生しましょう。

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# by home-k | 2019-03-09 18:22 | 花粉症・鼻炎
冬の養生・寒さ(寒邪)に打ち勝つ!! 4のⅣ
 寒さに勝って冬を乗り切ろう!!

 Ⅳ 漢方薬で寒さをノックアウト

 寒さに負けないためには、規則正しい生活と季節感のある食養生が基本ですが免疫力・抵抗力・エネルギー(陽気)の不足が甚だしい場合には中医学漢方薬の出番です。e0024094_17105161.jpg


 陽気(エネルギー)を生む胃腸を調えて食物の消化・吸収を良くしたり熱エネルギーのもとを補ったり、或いは体に受けた寒さや冷え自体を取り除いたり、それによって悪くなった血行をよくしたり、ダメージのタイプによって様々な方法があります。

 漢方薬は一人一人の体質や症状によって使い分けます。
素人判断でご自分の症状や体質に合わない服用の仕方をすると効果がないだけでなく副作用の危険性もでてきます。

当店では体質に合った漢方薬を選定、調合しています。ご相談ください。



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# by home-k | 2019-01-26 17:16 | 季節の養生
冬の養生・寒さ(寒邪)に打ち勝つ!! 4のⅢ
  寒さに勝って冬を乗り切ろう!!

Ⅲ 寒さに強くなるワンポイント

 寒さは体の表面や首の後ろ、足元、鼻から肺の呼吸器などから侵入してきます。
日頃から衣類の上からでもいいのでマッサージをしたり、外出時は首回りや足元を温かくしましよう(帽子・マスクやマフラー、カイロなどで)。

 食事も生ものや冷たいもの、過剰の水分は体の内側から冷やして代謝や血行を悪くしてしまうので避けた方がいいでしょう。また旬でない食べ物も同じことがいえます。できるだけ旬の食べ物や少量のスパイスを摂ることをお勧めします。e0024094_12032926.jpg

私たちの周りではここ10数年の間に「食」を取り巻く環境が変わっています。大きく変わったことは「食材の旬」が分かりにくくなったこと、物流の発達から「遠隔地の食材」が増えたことです。このことは食卓に季節感がなくなったことだけでなく中国医学漢方でいう医食同源・薬食同源の立場からすると食材のもつ性味の体を冷やすもの・温めるものや五味の酸・苦・甘・辛・鹹の味などの摂り方にもアンバランスとなり臓腑の働きに狂いが生じてきます。

 献立は地産地消で季節に合った食材を主にすることが寒さに強くなり、内臓を養い免疫をも豊かにすることになります。



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# by home-k | 2019-01-26 12:14 | 季節の養生
冬の養生・寒さ(寒邪)に打ち勝つ!!  4のⅡ
 寒さに勝って冬を乗り切ろう!!

Ⅱ 寒さに負けないからだ 

 寒さに強い人と弱い人がいるのはなぜでしょうか?
寒さというのは、気候の変化や外気温など外界からの刺激です。ですから、免疫力・抵抗力の弱い人は寒さにも弱いということが考えられます。また寒さは陽気を襲いやすいので、この陽気が不足している冷え性タイプの人が寒さに弱いということにもなります。e0024094_15232127.jpg

 免疫力や抵抗力、陽気などの熱エネルギーは食べ物や生活習慣によって大きく左右されます。人間は食事によってほとんどの栄養を摂取しているので、不規則な食事や偏食、或いは無理なダイエットなどにより栄養の摂取ができないと体力の低下を招き、免疫力や抵抗力、熱エネルギーの不足に繋がります。同様に、睡眠不足や疲労の蓄積も体力の低下を招きます。また運動不足は、新陳代謝を低下させ、老廃物を蓄積させ身体にエネルギー不足を生じさせます。ストレスの蓄積もまた新陳代謝の低下を招くので、同じ結果になります。

 寒さに負けない体を作るということは、規則正しく栄養のバランスのとれた食事を心がけ、適度の運動と休息をとりストレスをためないということです。

"腹が減っては戦はできない”と言われるように飲食物を体の中でエネルギーに変えて人は活動をしています。自動車のようにただガソリンを入れさえすれば、エンジンが廻り走るだけのものではありません(ただお腹が膨らめばいいではダメ)。栄養バランスのとれた食事をすることは勿論ですが胃腸機能に負担をかけるような食生活や嗜好品も要注意です。例えば、冷たい飲食物を過度に摂っていると、体の中が慢性的に冷え、胃腸もその働きが緩慢になり陽気が生まれにくくなります。


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# by home-k | 2019-01-25 16:00 | 季節の養生