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夏休みのご連絡
 記録的な長梅雨が続き、梅雨が明けてようやく本格的な夏空に、そして昨日は暦では立秋とか。自然界の移ろいについて行けません。その上のコロナ騒ぎ。みなさん如何お過ごしでしょうか。

 下記の日程で夏休みをとらせていただきます。

   8月15・16・17日(土・日・月)

  急用の際は電話をしてみてください。

免疫力を高めるのには・・・・・「こうしたらいい」「いやこのほうが」とマスコミを始め専門家の先生があれこれ提案されています。

中医学漢方では免疫力は「良質な血液の維持」です。それには就寝時間が問題で23時就寝が基本の基なのです。それから3時までを「肝胆の時間」といい肝に流れ込む血液が多くなります。その血液は肝で浄化され3時頃には肺へ運ばれます。浄化された良質な血液は肺を潤し、外気に混入され入ってきたウイルスなど外敵を駆逐する働きができるのです。中医学漢方はこのように生体リズムを大切にしています。

 「早寝早起きは三文の得」。「夜ふかしは三文の損?」どころではないのです。



                     漢方ホーム薬局      

                 

# by home-k | 2020-08-08 17:26 | お知らせ
花粉症の漢方養生  舌診が大切
 今年も花粉症が発症しはじめました。コロナウイルスの恐怖とともに街中マスク姿の人だらけで異様な光景です。早く確かな治療法・予防法を見つけてほしいものです。花粉症の漢方養生  舌診が大切_e0024094_15453047.jpg

 中医学漢方の診断法に「舌診」があります。日常、漢方薬を運用するにあたり問診が最も大切ですが判断を誤らないために舌の状態を観察させていただきます。には「舌を巻くほどの情報が満ち溢れています」花粉症のの人に春先に見られる舌の状態の多くは「形が大きく腫れぼったい・舌の周りがギザギザ(歯痕)」「白い苔が多い」「舌の色が白っぽい・青白い」などが診られます。

 これらの舌の情報は「陽虚・痰湿」の病症で「体が冷えていて水分代謝がうまくいっていない」ことを示しています。鼻水やくしゃみが多いのではないでしょうか?。体を温めることが大切ですので体温以下の食べ物を口にしないことが大切です。

 当店では、新薬の抗アレルギー薬のような頭がボーッとする・眠気・だるい・鼻や粘膜の乾燥感・注意力散漫になるようなことのない即効性の漢方薬を体質に合わせてオリジナル処方を工夫しています。
 


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# by home-k | 2020-02-21 15:49 | 花粉症・鼻炎
胸やけが長年続く
  90歳  元気な男性Sさん  BMI 18

 30年前、胃潰瘍で胃を三分の二切除、以来胸やけで悩む。処方薬を断続的に服用していたが一進一退の状態が続き、半年前から漢方薬の「苓桂朮甘湯」の併用になつた。その後症状が悪化してきて「何かいい方法はないか」と来店された。Sさんは小生が32年前に小田原市の成人学校講師として「漢方と薬膳」を担当した時の聴講生でたまに交流があり漢方フアン。

問診 ; 小食、食べ過ぎると胃が痛む、食べているときは胸やけ症状は楽になる、口が渇く、足が冷えるが足温器は不要、夜間頻尿で不眠気味、日常生活に支障はなく自活されている。

舌診 ; 舌質は紅で苔はなく乾いている、表面に裂紋(裂け目)あり
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考察 ; 胸やけには胃散分泌が多すぎる人と不足気味の人があり、Sさんは後者で、胃の幽門部などを切除されていてその部分から分泌されるガストリン(ホルモン)が少なくなっているので胃散や消化液などの不足が考えられる。舌の状態からも紅く乾いて裂紋があるので胃液(陰液)の不足が考えられる。中医学漢方では陰虚の胃炎(胃液などの物質の不足により粘膜に炎症を起こしている状態)と判断し胃液を増やす漢方薬を服用いただいた。一週間で「こんなに快適な日々があるなんて・・・」と連絡をいただいた。
*(苓桂朮甘湯は胃液が多い場合に使う)

術後の体調不良にはからだの物質不足を補うことができる中医学漢方養生が最適です。


   年末年始の休業日:12月29日~1月6日(月)です
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# by home-k | 2019-12-25 13:36 | 治験例  中医学漢方は知恵の結晶
冬至と冬の養生  
 明日は今年の24節気締めの冬至です。冬が去って春が再びめぐってくるという意味で「一陽来復」は、まさに命の再生であり、人生においても苦しい時期が過ぎて運が開け始めることのたとえにも用いられます。この日を境に日脚は徐々に伸びていきます。

 昔からこの日は小豆粥や南瓜(カボチャ)を食べたり柚子湯に入ったりする習慣があります。我が家では毎年このようにしているせいか、お蔭様で風邪をひきません。

 漢方の国、中国では「冬令進補」といい、動物もそうであるように冬は貯蔵・蓄積の季節であるということから無理をせず栄養のある食べ物や、補う力のある養生薬を摂る習わしがあります。

 また「補在三九(補は三九にあり」「三九補一冬、来年無病痛」といって、冬至の日から数えて3x9=27日の間に滋養剤を服用し、十分なエネルギーを蓄えておくと、次の年は病気にかからないという伝えもあります。冬至と冬の養生  _e0024094_15421959.jpg


 冬の養生薬には「鹿茸大補湯」「亀鹿二仙」などの人体の基本的なエネルギーの根源である”腎精”を補うもの、貧血を補う当帰を多用した漢方薬などなど沢山あります。
冬に弱い人,頑張りたいのに頑張れない人はこの27日間が勝負です。



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# by home-k | 2019-12-21 15:23 | 季節の養生
my walking 3 ナデシコの花
 この夏、仕事上がりの余暇に始めたサイクリングも20数回になります。路傍に咲く草花にも目を向ける余裕が出てきました。先日はナデシコの花が目にとまり確か漢方薬で使っている?と思い調べて見ました。
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 ナデシコの開花期の地上部全草を「瞿麦クバク」といい膀胱の熱を冷ます働きがあることから、この季節に多い湿熱の膀胱炎に「八正散」という効果のある処方の主成分になっています。

 湿熱の膀胱炎とは体質的に日頃水分代謝が悪くその上に暑がりの人に、夏の暑熱が発病因子(外邪)として体に入り込み「湿熱の邪」となり膀胱や尿道に炎症性の症状を発症したものです。冬の膀胱炎に比べ自覚症状は強く、下腹部痛も強く・頻尿・尿意促迫・尿は濃く・ときには血尿になることもあります。舌の形がやや大きく・舌の苔が黄色くべっとりと付くことも特徴です。




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# by home-k | 2019-09-06 17:05 | my off time
my walking 2  60年ぶり枸杞と出会う
 30度超えの暑い日が続いています。熱中症で生命の危険に及ぶ人も多いと報道されています。日頃、炎症性の疾患を抱えている人は細心の注意が必要です。

 昨日、仕事上がりのサイクリング中に60年ぶりの大発見がありました。いつもの酒匂川サイクリングコースでのこと。なんと!!枸杞の花を見つけたのです。思えば薬学生の頃自宅近くの農業用水路には無数のクコの木が自生していました。それが当時枸杞ブームが起き、またたく間に消え去ってしまいました。漢方薬局を開局してクコの実をよく使うようになり、どこかに自生してないか気になっていました。かなりのスピードで走っているにも関わらず、1cm位の小さな花ですがなぜか目が合ったのです。
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 秋になると赤い実(生薬名 枸杞子)が付きます。楽しみに見守ります。

 ナス科の植物で漢方薬の原料として繁用されています。葉は茶料として、根皮は地骨皮、果実は枸杞子といい本草綱目では「長く食べ続けると筋肉と骨は丈夫になり、体は軽やかで老けにくく、寒さや暑さに強くなり、不足した精気が補われ、美顔、美肌、明目安神によく、人を長寿にする」と記され「神農本草経」では上薬の不老長生薬に分類されています。

 我が家では、老化対策や目の栄養に枸杞が配合されている杞菊地黄丸を毎日服用し野菜サラダには枸杞子をばら撒いてたべています。

 



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# by home-k | 2019-08-22 16:35 | my off time
my walking  1
 日々の仕事が終わり18時過ぎ頃からwalkingによくでかけます。当地(小田原)では七夕の頃を堺に日が短くなり始め、8月のお盆前ともなると箱根山系の上に聳える富士山の裾野に夕日が沈む時間になります。

 このところの異常な暑さのため夕方とはゆえ道路の熱は冷めずwalkingどころではありません。そこで思いついたのが自転車、近くには二級河川の酒匂川がありその土手沿いにサイクリングコースが整備されていることに気づき走って見ることにしました。

 いやーなんと気分のいいこと。風を切って走るので汗ばむこともなく足の筋肉は鍛えられるし暑さなんて忘れるくらい快適なひとときです。昨日は二宮尊徳さんの生誕地・報徳橋まで走つてきました。家につくと流れるように汗がでて身も心も軽くなりビールの旨さは格別です。

 路傍に咲く「葛の花」をみつけました。葛の花は二日酔いなどの酒毒を消す働きがあり葛花解醒湯の処方があります。
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この葛の花の根っこが葛根(かっこん)といい風邪薬で有名な葛根湯の原料です。
葛根湯は桂枝・麻黄などが配合されているため温め・発汗作用があり、寒気を伴う風邪には最適でこれにまさる風邪薬はありません。

 しかし、冬に効いたからと夏に服んだら大変なことになります。葛根湯の性質は寒気があることがメインゆえ温め発汗させて体のバランスをとります。夏の体は暑さで熱を帯びています。更に温めることは禁忌であることは自明の理です。

 夏の漢方風邪薬は症状に応じてたくさん用意されています。漢方専門薬局で相談されることが治癒の早道です。
 

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# by home-k | 2019-08-10 15:03 | my off time
夏休みのお知らせ
 いつもお引き立ていただきありがとうございます。

勝手ながら下記の期間、夏休みとさせていただきます。

  8月 11日(日)~15日(木) 5日間

暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛下さい。
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# by home-k | 2019-08-10 13:18 | お知らせ
梅雨時の漢方養生と膀胱炎患者の治験例
 梅雨どきの陽気は「蒸し暑い」の言葉がピッタリ。湿気と暑熱が合わさったもので漢方用語では「湿熱」と表現しています。

 この季節、急に小便の出具合が悪くなり下腹部の張りや痛み、尿道や出口の痛み、尿の濁りや血尿など「急性膀胱炎」症状の方が多くなります。この時期の膀胱炎はカロリー過多やストレスの感受性大(内因)の人に多く、外気の湿熱(外因)が相乗して発症します。

 今回の症例はストレス性の急性膀胱炎。

  70代  女性  bmi 21.5   日常ほぼ健康体梅雨時の漢方養生と膀胱炎患者の治験例_e0024094_17315457.jpg

 趣味の仲間40人と日帰りバス旅行にでかけ主催者の一人としてかなり気をつかつた。旅は楽しかったが小便の出が悪いのが気になっていた。夜中から下腹の張りと尿道の灼熱感、尿道痛があり尿色はかなり濃く量は少ない、疲れが酷い、不眠。以前にも同様な症状があり病院の治療(化学薬品)を受けたが半月以上治療を要した。
 ストレスを受けやすく思慮過度でもあり、今回のバス旅行がかなり体の負担になったものと思い肝経のストレスに効く龍胆瀉肝湯、加味逍遥散、五淋散など使用したが少し効果があるがあまりすっきりしない。顔が紅いことに気づき心経にストレスが流れ心労が心火となり、心と表裏の関係にある小腸の働きを乱し膀胱への水の流れが不足し旅先での尿量が不足したのではないかと弁証し心火を収める清心蓮子飲をメインに利尿を促す漢方薬を併用してみた。効果は抜群で薬を変えて二日目の昼過ぎ(5回目の服用,発症から4日半)には辛い症状はほぼ消失した。

 漢方薬の選択の難しさを実感し、中医学漢方の病状分析(弁証論治)の大切さを学んだ。症状が起きた背景などの聞き出し(問診)も大切なことでした。
 
 一般的には化学薬品の出番なのでしょうが中医学漢方を理論付けた先人の知恵のお陰で体にダメージを与えることなく漢方で治療できたことに喜びを感じました。

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# by home-k | 2019-06-27 17:49 | 季節の養生
梅雨時の漢方養生と高熱患者の治験例
 四季を通じて梅雨どきほど不快な季節はないのでは。シトシト雨、ムシムシ陽気、全く鬱陶しい!。自然界の一員である人にもそのダメージは少なくありません。

特に梅雨前線が居住地の北にあるときは蒸し暑さが強く(湿熱の陽気)様々な炎症性の病状を訴える人が多く、熱中症、高熱の持続、胃腸のトラブル、神経痛の悪化、膀胱炎、痔、水虫(カビ)、紅い湿疹、鉛を背負うが如き倦怠感など湿気と暑熱の合わさった湿熱の病症が見られます。

 しかし全ての人が発症するのではなく特定の人に限られます。特定の人とは漢方では次のように考えています。

 中医学漢方では病の発症を「外因は内因を通じて初めて発現する」としていますので発症する人は体質素因即ち人体内部に機能の失調や低下があるなどそれなりの要素(内因)があることで外因に反応してしまうことになります。春の杉花粉、梅雨時の湿気・暑熱、秋のイネ科の花粉、冬のインフルエンザウイルスなどなどが外因(外邪)です。内因の改善こそ体質改善であり中医学漢方にしかその方法はありません。特定の人にならないために漢方薬による体質改善をお薦めいたします。

梅雨時の持続性の高熱 特効症例   ’19.6.17 中学生(男)

 数日前から38~40度の熱の起伏が続いている、頭重、酷い倦怠感、食欲不振、悪心・嘔吐あり。病院の治療を受けているが不変。telあり。明後日から修学旅行がありなんとか参加させたいと家族の焦りがあり。舌の写真を持参依頼。微黄膩苔確認(ベトベトした苔)。諸症状からこの季節特有の湿熱の半表半裏症と判断し漢方薬を投薬。  後日談、当日ほぼ平熱となり人生の記念となる修学旅行に参加できたとのこと。平素から高カロリー食、スナック菓子大好きなことから体に熱(暑がり)をかかえさせる体質(内因)となり、蒸し暑い気候(外因)が相乗され湿熱の病の発症に至った。昨年も同様な症状が有った由。

中医学漢方のパワーに感激!!。


 
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# by home-k | 2019-06-26 18:24 | 季節の養生