レンギョウの花が満開(花言葉は”希望”)
金時山登山口の一つ公時(きんとき)神社口の入り口の沢(国道脇)にレンギョウの花が咲き乱れています。鮮やかな黄色でいつもは暗い沢が明るく輝いています。近くの植栽のタネがこぼれて増えたのでしょう。
漢方薬屋にとっては、この ”たね”の果実 を連翹といい日頃大変お世話になっています。のどの痛い風邪によく効く”銀翹散”、アトピー・にきび・湿疹などの皮膚のトラブルに清上防風湯・荊芥連翹湯・十味敗毒湯などに「清熱解毒薬」として繁用され消炎・抗菌の働きがあり、赤く化膿しているときなどに効果があります。
レンギョウ レンギョウ属もくせい科
シナレンギョウ
レンギョウとシナレンギョウは花のつき方が異なります。4月2日は詩人・高村光太郎が好んだ花で連翹忌というそうです。
山笑う
春の季語に”山笑う”とありますが、金時山にも春がきました。草木がいっせいに芽吹き、さくら・すみれもチラホラ咲き始めています。明るく生気に満ちてきました。仕事前のひと時、ウグイスの鳴き声につつまれての山登りで”山笑う”を実感してきました。今年12回目、通算420回。
今朝の金時山 (神社口)
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