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40歳代の健康づくり シルバーエイジへの助走ー2  四十而不惑 
 孔子は「四十而不惑」といいますが現代の複雑化したストレス社会では、むしろ”惑い”は多くなっているのではないでしょうか。
 40代は職場では管理職として精一杯働かなくてはならないし、家庭では子供の進学問題や、住処のローンなどで肩の荷も重くなってきます。そして、健康面では「メタボの改善を指摘された・・・」、「HbA1cが高く食事の指導を受けるように・・・」、「酒は飲まないのにγGTPが高い・・・」、「下の血圧が高くなった・・・」、「生理が乱れることが多くなった・・・」、「目が疲れる、かすむ・・・」、「額の後退が気になり白髪が多くなった・・・」など肉体的精神的な衰えにギクッとすることが多くなる年代でもあります。40歳代の健康づくり シルバーエイジへの助走ー2        四十而不惑 _e0024094_12481041.jpg

 これらは五臓六腑の働きを整えるエネルギー(気血)のパワー不足でもあり、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、肝臓や腎臓病、糖尿病、ストレス性心身症、プレ更年期障害、消化器系の疾患、子宮や卵巣のトラブルなどの病の芽の発症率が非常に高くなってきます。いわゆる生活習慣病に起因する病ですから生活習慣を改善する努力が大切です。それこそ、50代・シルバーエイジの未病対策の出発点ともいえます。その対策には、3000年余の歴史に裏付けられた漢方流食養生を取り入れることをお勧めいたします。何せ、人は食べ物により生かされているのですから、間違いの食べ物で役立たずの気・血を作り出すことだけは避けねばなりません。

「食は命なり 食間違えば病発す 病発しても食正しければ病治す よって医食同源なり」 

 漢方流食養生と五臓の乱れ  
 

 中国医学では漢方薬の原料に寒・熱・温・涼・平の性質があるように、食べ物の性質にも温めるもの、冷やすもの、どちらでもないもの(平性)があり区別しています。夏にスイカやトマトを食べると身体が冷えてきたり、ニンニクや唐辛子,こしょうなどを食すと熱くなるの如しです。、さらに食べ物の味をスッパイ(酸)、苦い、甘い、辛い、塩辛いの五味に分類しています。五味は内臓の働きと深い関係があり酸は肝、苦は心、甘は胃腸、辛は肺、塩辛いは腎を養うとしています。例えば夏に苦瓜(ゴーヤ)を食べるのは、その性質が”苦”であり暑さでオーバーヒートしがちな”心”の熱を冷やすからであり、苦くないゴーヤは食べないことです。それゆえ冷え性の人は温める性質のもの、暑がりの人は冷やすものが体質に合うことになります。個々の体質にあつた食べ物のバランスのいい選択が大事で、五味の過不足は逆にその臓腑の働きを悪くします。中国医学では「五臓の乱れが病のもと」といっています。

 この年代は忙しさに乱れがちな食事をもう一度見直し、自分にあった食事からよい気・血をつくり
内臓を養うことです。特に生命エネルギーのもとが宿る「肝腎かなめ」を調節する漢方薬が必要になります。特に”腎”は肝(肝臓、胆のう、目,筋腱、自律神経などを含んだもの)と協力し合って奇麗な血液を造る働きがあります。肝腎を補うことは肝が関係する婦人病(子宮・卵巣)、性機能減退、卵子の老化、不妊、更年期障害、自律神経の失調、情緒不安定、めまい、耳鳴り、筋肉の痙攣などの予防治療に欠かすことが出来ません。

 さらに肝腎かなめ(要)の調和は、漢方にしかない治療法「瘀血の改善」にもプラスとなります。

ころばぬ先の杖として、3000余年の歴史にその効果を認められた漢方薬を、ご自身の健康管理にお役立てください。

      大自然のめぐみ
       米も野菜もいのちです
       肉も魚もいのちです
      これらのいのちのおかげで
    私たちのいのちも生かされています
    「いただきます」、「ごちそうさま」
       尊いいのちに感謝して
      食事をいただきましょう 
  
      永平寺にて   



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by home-k | 2013-08-24 17:14 | ウィズエイジング・抗老防衰