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お血と微小循環障害Vol.33  心筋梗塞
 日本人の死亡原因第2位の心筋梗塞は、心臓を養う冠動脈の硬化が進行して血栓によって詰まる(閉塞)ことにより、その先の心筋に血液が流れなくなり心筋の細胞が死んでしまう状態(壊死)のことを言います。

 症状の特徴は前胸部の固定性の激烈な痛みで、その痛みは30分以上続き数時間に及ぶこともあり顔面蒼白、冷や汗、呼吸困難、手足の冷えなどを伴います。e0024094_16361038.jpg

心筋梗塞は命がけの病 予防が大切

 中医学漢方ではこの激烈な痛みの原因を「不通則痛」といい、血栓により塞がれ詰まり通じないので痛むのだと表現しています。まさに漢方の得意分野の瘀血(おけつ)の範疇で、活血化瘀薬の応用が期待されます。
活血化瘀薬はドロドロの血液をサラサラにする働きがありますので、ストレスや不養生などで煮詰まり血栓を形成する前の状態に優れた効果を発揮します。

 瘀血の予防や治療で丹参が主剤の冠心逐瘀丹や麝香(じゃこう)が主剤の感応丸が注目されています。心筋梗塞の予後や予防に十分応用できる分野です。
数年前、上海の病棟研修時に心筋梗塞の患者に麝香製剤を点滴していたことが思い起こされます。







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by home-k | 2016-06-04 17:25 | お血(おけつ)