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お血と微小循環障害 Vol.38 瘀血の食養生
 人は生まれてから生涯食べ物を食べ、その栄養素をいただき、体を養い生命を支えています。
食と病の関係を次のように表現しています。

   ”食は 命なり   食 間違えば病発す 

         病 発しても 食正しければ病治す  依って医食同源なり”


 瘀血(おけつ)とは血の流れが滞り汚れた状態をいいます。顔や唇の色が暗い、シミやそばかすが多い、手足の冷え、便が黒っぽい、しこりや痛みがある人。

このような状態は、血の巡りが悪く栄養が微小血管・細胞組織に運ばれず、また不要な老廃物が溜まって回収されにくいことから起こります。

 血液のドロドロ状態が続くと血管が弱くなり(動脈硬化)動悸、不整脈、胸苦しい、血圧が高い状態が続いたり、よりひどくなれば心筋梗塞、狭心症、脳卒中、慢性肝炎、糖尿病にも発展していきます。また、老廃物などが蓄積していくと、体内にしこり、子宮筋腫、卵巣嚢腫などが現われ、さらには癌などの悪性腫瘍などに発展することもあります。

 予防法 血をサラサラにし体を温め新陳代謝を促進する玉ねぎ、にら、ショウガ、ニンニク、ラッキョウ、スプラウ、山椒トなどの「辛味野菜」、イワシ、サンマ、サバ、トビウオ、アジなどの背の青い魚の脂にはEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)という脂肪酸が多く含まれ、血中の中性脂肪、悪玉コレステロールを減らして血液をサラサラ(活血作用)にするのでお薦めです。
 また、慢性的な肩こり・頭痛・関節痛でお悩みお方、女性では生理痛(ないのが当りまえ)、生理の色が黒っぽくてレバーのような血の塊が混じることが多い人にもお薦めです。

避けたい食べ物;1.甘味のもの  2.味の濃いもの、塩辛いもの  3.肉の脂身やバター・生クリーム、マーガリン  4.冷たい飲みもの食べもの  5.食品添加物の多いもの  6.美食、過食、暴飲暴食e0024094_1049254.jpg
瘀血体質の方が血行を改善すのには食養生のほか、適度な運動(Vol.37)も大切です。体を動かして血の流れを促進しましょう(流水腐らず)。ストレスもまた大敵で自分に合った気分転換法を見つけましょう。

 中国医学書の中でも最古(2000年前)のものといわれる「黄帝内経素問」に食養生の中核を「五穀為養」「五果為助」「五畜為益」「五菜為充」といい”穀物は体を養い、果実は体を助け、肉類は体を補益し、野菜は体を充実させる」とのべています。これらの食べ物の寒・温の性質(例:体をスイカは冷やし、生姜は温める)や酸・苦・甘・辛・鹹の味を調和させて飲食して五臓の精気を補益するようにすることが大切と記しています。



  皮下脂肪  資源にできれば  ノーベル賞 (サラリーマン川柳)




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by home-k | 2016-11-28 10:54 | お血(おけつ)