昨夜のNHKガッテンで ”ねぎの効用”をたっぷりやっていました。小生も小さいとき風邪気味には ”ねぎ”を細かく刻んだものを手拭いに包んで首に巻かれたことを思い出しました。臭いが嫌で祖母から逃げ隠れしていました。
今、漢方を学んでみて、それは理にかなっていることだったのです。ねぎは漢方薬の原料として立派に通用しています。生薬名を「葱白(そうはく)」といい、性味は辛温で、辛い味で寒気の風邪の邪を散じ温めて血の巡りを改善する働きがあります。それ故、寒気がしてカゼかな?と思った時が飲むタイミングです(葱豉湯)。
ねぎの生を丸かじりでもいいかもしれません。ねぎのようなパイプ様のものは体の中の通りをよくする効用があります。 それで効かなければ葛根湯か桂枝湯の出番です。
ねぎの丸かじりといえば大内宿・みさわやのそばを思い出します。ビックリでした。

緑色の葉の部分も全部いただきました。管状のものは上下の流通をよくするので胃腸の働きもよくなり理にかなつています。
まさに「食べものは食べる薬」医食同源なのです。
我が家ではねぎ大好きで100本程、育成中です。
祖母にも会えたし、会津の旅も思い出し、心ほのぼのでした。ガッテンに感謝!!
年末年始の休業日は12月30日から1月4日までです。
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