ブログトップ
秋の漢方的養生 中国医学の古典に学ぶ
2000年前も前に書かれた中国の医学書 黄帝内経素問に今でも通用する四季の養生が記載されています。そのうち、「秋の養生」を転記してみました。

 秋の三か月間を、容平(ようへい)という。それはものの形が定まる季節である。
この期間は、天地の気が引き締まって澄んでくるように、すべてのものが収斂してく      る。
この時にあっては、早く寝て早く起きることが、ちょうど鶏の寝起きのようであるべきだ。志を安らかにして、あれもしなければならなかった、これもしなければならなかったと、心の中に欲望を押し込めるようなことはせず、遂げ得なかった志を悔やむことなく、心をゆったりとさせる。精神を落ちつかせて、秋の天地の粛殺の気が身体を損なうことのないようにし、志を遂げようとしてやたらと動き回り、冷えを受けて肺の臓を冷やすことが無いようにしなければならない。そのようにできれば、それが秋における収斂を特徴とする天地の気に相応じる所以であって、これこそ、秋時の養生法というものだ。
 もしこの養生法に従わず、むやみに精神を動揺させたり、あるいは秋の冷えにあたりながら過労したりすると、秋に盛んに活動している肺の臓が傷害されて病となる。たとえすぐには発病しなくても、冬が来ると、これが因となって下痢をおこす病となる。それは、秋に受けた障害が元になって、冬の蟄蔵(ちゅうぞう)の気力が減少する結果、病が表面に出てくることになるのだ。


とあり、秋冷に注意し、春・夏の季節のような活動的な行動にブレーキをかけた生活が大切としています。蟄蔵の気とは蓄えたエネルギーのこと?。e0024094_10474169.jpg


 


漢方ホーム薬局のHPはこちら
定休日;日・月・祝日   営業日;火~土  Am9.~Pm6.
by home-k | 2018-09-18 13:48 | 季節の養生