寒さに勝って冬を乗り切ろう!!
Ⅱ 寒さに負けないからだ
寒さに強い人と弱い人がいるのはなぜでしょうか?
寒さというのは、気候の変化や外気温など外界からの刺激です。ですから、免疫力・抵抗力の弱い人は寒さにも弱いということが考えられます。また寒さは陽気を襲いやすいので、この陽気が不足している冷え性タイプの人が寒さに弱いということにもなります。
免疫力や抵抗力、陽気などの熱エネルギーは食べ物や生活習慣によって大きく左右されます。人間は食事によってほとんどの栄養を摂取しているので、不規則な食事や偏食、或いは無理なダイエットなどにより栄養の摂取ができないと体力の低下を招き、免疫力や抵抗力、熱エネルギーの不足に繋がります。同様に、睡眠不足や疲労の蓄積も体力の低下を招きます。また運動不足は、新陳代謝を低下させ、老廃物を蓄積させ身体にエネルギー不足を生じさせます。ストレスの蓄積もまた新陳代謝の低下を招くので、同じ結果になります。
寒さに負けない体を作るということは、規則正しく栄養のバランスのとれた食事を心がけ、適度の運動と休息をとりストレスをためないということです。
"腹が減っては戦はできない”と言われるように飲食物を体の中でエネルギーに変えて人は活動をしています。自動車のようにただガソリンを入れさえすれば、エンジンが廻り走るだけのものではありません(ただお腹が膨らめばいいではダメ)。栄養バランスのとれた食事をすることは勿論ですが胃腸機能に負担をかけるような食生活や嗜好品も要注意です。例えば、冷たい飲食物を過度に摂っていると、体の中が慢性的に冷え、胃腸もその働きが緩慢になり陽気が生まれにくくなります。
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