日々の仕事が終わり18時過ぎ頃からwalkingによくでかけます。当地(小田原)では七夕の頃を堺に日が短くなり始め、8月のお盆前ともなると箱根山系の上に聳える富士山の裾野に夕日が沈む時間になります。
このところの異常な暑さのため夕方とはゆえ道路の熱は冷めずwalkingどころではありません。そこで思いついたのが自転車、近くには二級河川の酒匂川がありその土手沿いにサイクリングコースが整備されていることに気づき走って見ることにしました。
いやーなんと気分のいいこと。風を切って走るので汗ばむこともなく足の筋肉は鍛えられるし暑さなんて忘れるくらい快適なひとときです。昨日は二宮尊徳さんの生誕地・報徳橋まで走つてきました。家につくと流れるように汗がでて身も心も軽くなりビールの旨さは格別です。
路傍に咲く「葛の花」をみつけました。葛の花は二日酔いなどの酒毒を消す働きがあり葛花解醒湯の処方があります。

この葛の花の根っこが葛根(かっこん)といい風邪薬で有名な葛根湯の原料です。
葛根湯は桂枝・麻黄などが配合されているため温め・発汗作用があり、寒気を伴う風邪には最適でこれにまさる風邪薬はありません。
しかし、冬に効いたからと夏に服んだら大変なことになります。葛根湯の性質は寒気があることがメインゆえ温め発汗させて体のバランスをとります。夏の体は暑さで熱を帯びています。更に温めることは禁忌であることは自明の理です。
夏の漢方風邪薬は症状に応じてたくさん用意されています。漢方専門薬局で相談されることが治癒の早道です。
定休日;日・月・祝日 営業日;火~土 Am9.~Pm6.