8月5日(日)昨夜は漢方研究会の暑気払いの会が横浜中華街であり、美味しい料理と最高級の紹興酒、苦楽を共にした仲間達とのひとときは本当に楽しい時間でした。カロリー過多の身と雨上がりのどんより空気、無風の暑さに足どりが重い。登山道にはヤマユリが香りを放ちオトコエシやオミナエシが咲き始め早くも秋の気配がただよい始めています。
今日は最高にうれしいことがありました。それはここ数年、美しいアサギマダラの蝶を写真に収めたかったのですが近ずくと飛び去り、風にゆれて撮れなかったり、ピンボケだったりでなかなか上手くいきませんでした。今朝のアサギマダラさんは寝不足の私に気をつかつてくれたのか、いろいろなポーズをサービスしてくれて思いを堪能させてくれました。金時山のおいしい花蜜をたくさん吸って体力をつけ旅に備えてほしいものです。
オカトラノオ(さくらそう科)の花蜜を吸うアサギマダラ

アサギマダラ
世界的に珍しい”渡り蝶”で春から夏にかけて本州の高地や北海道南部で暮らし秋に沖縄や台湾方面に渡る。1日に数百Kmも移動するという。京都学園大・藤井恒さんの研究によれば山形・蔵王でマーキングしたアサギマダラが沖縄・与那国島で見つかったことから2200Kmもの旅をしたことになります。この体のどこにこんな強靭なパワーを秘めているのでしょう?
今日も朝からいいスタートがきれました。渡り蝶の元気にいい旅を祈ります。
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