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金時山の花  Vol.47
 ’08.11.09 (日) 足柄峠口から
秋も深まり、こちら側からの登山道はイネ科のウラハグサが多く自生していてその黄葉(紅葉)が見事に色づいています。この一週間が見ごろかと思います。

 今年も沢山の奇麗な花を咲かせて楽しませてくれた金時山の花たちも、立冬を過ぎた今その競演は店じまいです。来春までしっかり冬眠してまたいい花を見せてください。

 葉が茂り、花が咲き、実をつけて自然の営みは静かに変化していますが、今日は大変うれしい出会いがありました。それは毎年探していたキカラスウリの果実に出会えたことです。目利きでない小生には探すすべも無く今年もダメかと諦めた矢先、金時山のことは全てご存知で花たちの住所録?をお持ちの超ベテラン・日比野市郎さんからお電話をいただきその在りかを教えていただいたのです。

 調剤室では生薬としてお目にかかれますが、原植物は知らないことが多くなかなか結びつきません。最近はこのことを勉強しなければと思っていますので大変ありがたい電話でした。

 キカラスウリは漢方薬としても繁用されていて、果実は生薬名・栝楼(かろ)といい去痰に、根茎は栝楼根(かろこん)といい肺や胃の清熱に使います。また根茎はでん粉質が多くその粉末を天花粉といい湿疹や幼児のアセモなどに外用されていました。今ではベビーパウダーと姿を変えていますが本をただせばこれだったのです。

  キカラスウリ  (からすうり属 ウリ科) 果実
    
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 日比野さん、おかげ様で宿題が一つ減りました。ありがとうございました。




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by home-k | 2008-11-15 15:33 | 箱根・金時山の花