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2008年 12月 06日 ( 1 )
北京中医医院研修 参の参 -医院の概況ー
 北京中医医院は首都医科大学の附属病院でもあり1956年に設立された北京市唯一の市立総合中医医院で中国ではリーダー的存在で中医学(中国伝統医学で日本では漢方と総称されている)の技術を世界中に発信しています。

 医院は北京市の中央にあり、故宮や景山公園は至近距離にあり建築面積は約6万平方メートル、ベットは600床、外来患者は日に3000~5000人にもなりスタッフは1300人、この中でも23名は中国国家クラスの”老中医”と称され国の宝とされる中医医師が在籍しています。

 診療科は日本の大学病院と同様で内科、外科、呼吸器科、耳鼻咽喉科、婦人科、整形按摩科、鍼灸科、小児科、歯科・・・・など26の臨床科を備えています。さらに70種類の疾病に対する専門医療班を備えていて、狭心症、リュウマチ、各種肝炎、血小板減少、エリテマトーデス、乾癬、脳血管疾患、疼痛症、肺がん、乳がん・・・・などの治療に関して独特の方法を持っており、国内はもとより国際的にも注目されています。

 院内には科学検査、X線、大型レントゲン、内視鏡、CTスキャナー、カラー超音波検査機(レーザー・ドップラー)など現代的な医療機器の設備も備えています。
このことからして中西医結合(中医学と西洋医学の利点を生かした治療)がかなり進んでいることがうかがわれ、数千年にわたり中国の医療面を支えてきた中国伝統医学(中医学)はさらなる進化を遂げつつあることを肌で感じることが出来ました。

 院内の薬局では260種余の中成薬(漢方製剤)が製造されていて、煎じ薬と併用されたり単独で処方されたりしています。当院では煎じ薬が治療のメインですので、その原料である生薬は600種にも及び一日に調剤される生薬は3トンにもなることがあるとのことです。

 治未病中心(未病治療センター)という大きな建物があり、中医学で未病に取り組んでいると王 天教授は胸をはって説明されていました。

 世界各国80余の国から中医、鍼灸、按摩、氣効などの研修のためのクラスも開設されています。
  
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 今回お世話になった左は劉 金城教授 右端は王 天教授
  
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 こんなに素晴らしい病院で研修ができたことは、この道を歩む者にとって確かな目標がまたでき、まだまだ多くのことを学ばなければと決意を新たにしました。



    

  漢方ホーム薬局のHPはこちら  
by home-k | 2008-12-06 14:20 | 北京中医医院研修