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2008年 12月 10日 ( 1 )
本場・中国で漢方を学ぶ
 ’08.11.24 北京研修2日目。今日は超有名老中医・叢 法滋先生(首都医科大学教授)の講義をうけました。老師は日本に数年間滞在され中医学の普及に努められたとあって日本語も流暢で、日常よく見られる疾患(常見病)を中心に解説していただきました。

 この道60年の経験をもとに自から考案された治療法・衛星式弁病弁証論治を図解されながらのお話は簡潔で非常に理解しやすく、直ぐに役立つ理論であり先生の知識を余すことなく同学の者に伝えたいという気迫を感じました。

 「病が発生する根本原因は人体の”内因”にあり、外界の変動による”外因”は単なる発病の条件」(注1)という中医学の基本認識をふまえ、表面的に現れている症状にとらわれず、潜在的な内因を探すことこそ根本治療であり中医学の目標であると力説されていました。
  (注1:例、花粉症などで発病する人は潜在的な内因を抱えているが故に外因である花粉に触発されて発病し、痰湿という内因を抱えていなければ発病しないが如し。内因は七情失調、飲食不節、房事過多などにより生じる。)

 「健康長寿」についてお尋ねしてみました。”癌にならないこと”、”血管病にならないこと”と明快な答えでしたが、それには先の内因をかかえない養生が大切であることは言うまでもないことになります。お血(おけつ)や痰湿を溜めず補腎が大切と。

  北京中医薬大学の博物館も見学してきました。亀の甲羅に刻まれた今の中国伝統医学の原点が4000年前の甲骨文字に残されています。(写真)   
   
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 感動です!!。

 漢方の本場・北京での研修は期待どうり充実した内容で、漢方専門薬局を営む者にとってトップレベルの臨床現場をこの目で確認できたことは大きな収穫であり、自身の軌道調整にもなります。これからこの知識を店頭で活用し治療成績をアップていきたいと決意を新たにしました。



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by home-k | 2008-12-10 14:12 | 北京中医医院研修