快食!快眠!快便!:花粉症・鼻炎
2020-02-21T16:49:23+09:00
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漢方を中心とした健康情報をお届けします
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花粉症の漢方養生 舌診が大切
http://homek.exblog.jp/28856813/
2020-02-21T15:49:00+09:00
2020-02-21T16:49:23+09:00
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花粉症・鼻炎
中医学漢方の診断法に「舌診」があります。日常、漢方薬を運用するにあたり問診が最も大切ですが判断を誤らないために舌の状態を観察させていただきます。舌には「舌を巻くほどの情報が満ち溢れています」花粉症のの人に春先に見られる舌の状態の多くは「形が大きく腫れぼったい・舌の周りがギザギザ(歯痕)」「白い苔が多い」「舌の色が白っぽい・青白い」などが診られます。
これらの舌の情報は「陽虚・痰湿」の病症で「体が冷えていて水分代謝がうまくいっていない」ことを示しています。鼻水やくしゃみが多いのではないでしょうか?。体を温めることが大切ですので体温以下の食べ物を口にしないことが大切です。
当店では、新薬の抗アレルギー薬のような頭がボーッとする・眠気・だるい・鼻や粘膜の乾燥感・注意力散漫になるようなことのない即効性の漢方薬を体質に合わせてオリジナル処方を工夫しています。
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定休日;日・月・祝日 営業日;火~土 Am9.~Pm6.]]>
花粉症には漢方薬が効く!! 治験例
http://homek.exblog.jp/28075026/
2019-03-09T18:22:00+09:00
2019-03-09T18:22:42+09:00
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花粉症・鼻炎
48歳 男性Aさん 営業職 BMI 26
主症状:クシャミ、透明な鼻水、鼻づまり、目の痒み、涙目、時に目の充血 、目や鼻腔の粘膜痒い、頭重など
舌診:形は胖大(舌の形が浮腫んで大きい)、苔・中央部白い、色・淡(紅みが少ない)、歯痕あり(舌の周りに歯の痕がつく)。
営業職で外食、会食が多くビールや焼酎の水割りなど冷えたアルコール類を多飲、帰宅が遅く夕食は就寝直前になる。仕事だから仕方ないと。鼻炎の初期段階では市販の抗アレルギー剤で対処しているが粘膜の乾燥感や倦怠感、ねむけ、頭がボーっとするなどがあり不快という。効き目もいまいちになる。ここで漢方薬の出番となること8年目。日にポケットティシュを3ヶ以上使うようになると来店される。
漢方治療:症状と舌診から日常生活の不摂生からの冷えと過剰な水分の停滞、食滞がうかがいしれる。自己で処理できないものが口から入っているので、これらが体にダメージを与え発症している状態。それ故、冷えに対し乾姜・黄耆・細辛などの温める薬、水分代謝の改善に茯苓・白朮・半夏などの配合のある漢方薬と食滞に”晶三仙”を、鼻の症状を改善するハクモクレンの花蕾(辛夷)のお茶で服用していただいた。これに満足していただきこの季節だけお付き合いをしていただいている。
中医学漢方では、花粉症の症状は体を守る衛気(免疫力)の不足により起こると考えています。衛気を充実させる基本は、まづ元気な胃腸でしっかり栄養を摂り、体内の気を十分に養うことと、肺は衛気を全身に張り巡らせる働きを担っているため肺の働きを健やかに保つことも大切です。
花粉症の低年齢化を危惧しています。冷たいものに注意して未完成な内臓機能にダメージを与えないように養生しましょう。
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花粉症 速効漢方
http://homek.exblog.jp/27113133/
2018-03-02T16:28:00+09:00
2018-03-02T16:33:17+09:00
2018-03-02T16:28:51+09:00
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花粉症・鼻炎
花粉症に「なる人・ならない人」不公平ですよね!。
「なる人」は体質的にそれだけの要素を抱えているのです。つまり、①体を守る力(衛気)が弱い ②体の水分代謝が悪い ③冷えを抱えている などの弱点が見られます。
中医学漢方の立場から診ると、からだの構成する物質の気・血・水の三つの要素が過不足なく かつ滞りなく巡っていることで健康が保たれていると考えていますので、この三つの要素を点検して病状を分析することで速効性で副作用皆無の漢方薬を造ることができます。当然のことながら「ならない人」はこの三つの要素がバランスが取れていて肺の機能が良く働いていることになります。
ネットでは花粉症=小青龍湯と出てきますが人の体はこんなに一律的に簡単な処方では一時的にはよくても、源を正さなければ確かな効き目を味わえません。
鼻の花粉症 目の花粉症 皮膚の花粉症など「楽しい春にする漢方薬」を体質に合わせ造ります。勿論、ねむけ 倦怠感 口の渇きなどの副作用は皆無です。
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蒸し暑い季節のアレルギー性鼻炎(湿熱性鼻炎の治験例)
http://homek.exblog.jp/25837149/
2017-06-10T15:27:00+09:00
2017-06-10T15:27:08+09:00
2017-06-10T15:27:08+09:00
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花粉症・鼻炎
初夏から梅雨明けころに毎年、クシャミ鼻水など酷い鼻炎症状の方が来店されます。春の花粉症時は無症状で快適な春を過ごされています。
一般的に春の花粉症の漢方手当は脾(胃腸)・肺・腎の働きを改善することで十分改善が可能です。しかし、この方の場合通常の手当では少々の改善しかできません。五年前の初診時にはまれな症例のため治療方針に悩みました。
クシャミ・鼻水以外に、この季節になると気になる症状はないのか問診・望診をやり直してみました。すると、蒸し暑くなってくると頭重感、倦怠感、体が重い、急ぐと息切れ、足が浮腫んで靴下の跡がクッキリつく、夜間のトイレは3~4回(尿色はやや濃い)、この時期便秘気味、舌形は大きく舌辺に歯の跡がギザギザついている・舌色は淡>紅など心や腎に負担が診られ、中医学漢方の診断モノサシに照らし合わせるには十分な情報を得ることができました。
鼻炎症状は蒸し暑い日は悪化し、湿度が低くカラットしていると快適な日となる。夏は嫌い冬が好きということも判明しました。
これらの情報から老化による諸臓器の機能低下もあり、特に水分代謝を主る脾・肺・腎の働きの低下に蒸し暑い気候・湿熱の邪が心のポンプ機能に悪い影響を及ぼしたのではないかと推察し、心機能を高める漢方薬を加味してみました。結果は良好で問診の大切さを再認識させられました。
生活上、ウォーキングや入浴での発汗、夏野菜などのカリュウムによる利尿など体に余分な濁った水をためない努力も大切です。
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花粉症には漢方が効く 薬にもTPOが大切
http://homek.exblog.jp/25642939/
2017-03-25T18:30:00+09:00
2017-04-19T15:58:30+09:00
2017-03-25T18:30:18+09:00
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花粉症・鼻炎
鼻炎症状は気温差に大きく影響されます。まだ寒さが強い立春のころは鼻水も透明でタラタラ型が多く、春分の日ころになると気温も上がり鼻づまり型が多くなります。
鼻水タラタラ型 冷え(寒邪)が肺の機能を低下させています。クシャミや透明な鼻水・寒気など”かぜ”の初期症状に似ています。入浴で温まると鼻がスースー通って気分がよくなるので、漢方薬も体の内側から温める薬を主に使います。
鼻水つまり型 陽気(温邪)温かさが邪気となり肺の働きを乱します。鼻水は少なくなり鼻づまり・粘りのある鼻水・目や鼻やのどや耳などの粘膜の痒みなど・目の充血・のどの渇きなどの炎症症状がでてきます。入浴で温まるとかえって鼻づまりが酷くなったり、冷や水を飲むと鼻が通ったりするので、漢方薬はやや涼(ひや)す薬を用います。天津感冒片、鼻淵丸、衛益顆粒など。
タラタラ型・つまり型の混合タイプも最近多く見受けます。漢方薬で対応できます
陽気が良くなってきたら小青龍湯、葛根湯などの温薬の長期服用は要注意です。
養生法 : 腹式深呼吸で陽気を体に取り入れましょう。横隔膜の刺激になり肺の活力が増します。
花粉症に効くツボ;風池・迎香・魚際・合谷などの刺激も相乗効果があります。
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花粉症には漢方が効く!!快適な春を!!
http://homek.exblog.jp/25456798/
2017-02-27T12:11:00+09:00
2017-04-25T10:19:03+09:00
2017-02-27T12:11:53+09:00
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花粉症・鼻炎
春は風に注意(風邪ふうじゃ)
一年を通じて風(かぜ)が多いのは春だそうで、中医学漢方では風邪(ふうじゃ)といい過剰な風(ふう)が体に様々な害を与えるとしています。代表的な病名に中風(ちゅうふう:卒中ともいい突然意識を失い倒れたり顔面神経麻痺・半身不随・言語障害を呈する病症)がありますが詳細は後日にいたします。
風邪(ふうじゃ)は、ほかの様々な邪気(病の原因)を連れて体に入り込むという特徴がありますが「花粉症」は風邪が花粉を運んで体に入り込むことが原因と考えられています(五行説)。季節的な方は比較的軽い病症です。
風邪から身を守る体の自衛システム
このような邪気(風邪や花粉)の侵入を防ぐ役割を果たしているのが体内の衛気(えき)です。衛気は体を守る抵抗力のようなもので体の表面(鼻やのどの粘膜・皮膚など)にバリアのように存在し邪気の侵入を阻止しています。そのため体内の衛気が食の間違いや運動不足・過労・加齢・ストレス・素体虚などにより不足すると花粉などの邪気が体に入り込みやすくなり、鼻水・鼻づまり・クシャミ・目のかゆみなどのアレルギー症状が現れるようになります。
反対に体内の衛気を十分に養って体の抵抗力を高めることで花粉症の症状を改善することが期待できます。毎年花粉症に悩まされている人は症状を抑えるのと同時に日頃から体質を整えておくことが大切です。
中医学漢方の2000年前の医学書:黄帝内経に「正気存内、邪不可干」とあり”正気(抵抗力・衛気)が充実していれば外部の邪気の影響は受けない”と説明しています。
漢方ホーム薬局の取り組みは扶正祛邪(ふせいきょじゃ)免疫力調和
正気を扶助し正気を増強することにより病邪を駆逐することができる黄耆や
風、辛夷・白朮・乾姜・細辛・・・・・・・などを多用し、快適な春を迎えていただけます。飲みやすい顆粒エキス剤、煎じ薬もご用意しています。 花粉症の二次災害;鼻呼吸が十分でないと酸素の取り入れが悪くなり赤血球が全身の組織細胞に酸素を運ぶ力が低下し、機能の低下が推察されます。倦怠感や注意力散漫に注意です。
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つらい花粉性鼻炎は速効漢方で快適な春に!!
http://homek.exblog.jp/25263476/
2017-01-31T17:22:00+09:00
2017-02-04T20:21:13+09:00
2017-01-31T17:22:46+09:00
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花粉症・鼻炎
花粉性鼻炎の症状
クシャミ・鼻水・鼻づまり・鼻やのどの粘膜がむづかゆいや乾燥感・軽い寒気・臭いを感じない・目のかゆみ・目の充血・涙目・頭が重いなどの様々です。
漢方治療 花粉症になる人、ならない人
それにしても花粉症になる人、ならない人の差はどうしてなのでしょう。漢方では「肺の気は鼻に通じている」(2000年前の中国医学書・黄帝内経)と考えていますので鼻の異常は肺の機能が正常でないことを意味していることになります。肺のエネルギー不足が水分を気化できず、肺の水ーー>鼻水となり溢れ出ると診ています。
一般的に気化力不足は、冷えによることが多く寒さが強い早春時は温める漢方薬を多くし、温かさが増した晩春のころのは少し冷やす(涼)漢方薬を配合したり、さじ加減が重要なポイントになります。当店ではその人の体質に合わせオリジナル・マイ漢方薬をご用意し、毎年満足をいただいています。主に簡単で飲みやすいエキス剤で対応していますが対応不可の症状の場合は煎じ薬を調合いたします。副作用皆無。
新薬治療 新しい抗アレルギー薬或いはステロイド剤の合剤が繁用されていますが副作用に不快感を覚える人が多いように思います。ねむけ、倦怠感、頭がボーッとする、鼻や粘膜の渇き、注意力散漫(インペアードパフォーマンス)など。新薬はその場しのぎの対症療法です。
花粉症は一時的な軽い病気です。強い薬でなく漢方薬のようなソフトな薬が体質も改善でき根治療法につながります。今年の春は頭スッキリの漢方療法にチャレンジ、快適な春を迎えましょう。
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重症? 高齢者の花粉症鼻炎治験例
http://homek.exblog.jp/24214217/
2016-03-12T21:35:00+09:00
2016-03-16T11:46:25+09:00
2016-03-12T21:35:30+09:00
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花粉症・鼻炎
発症して一週間、市販の鼻炎薬でいつもは効くが今回はダメ、小青龍湯も服用したが効果なし、耳鼻科で抗アレルギー薬を処方されたが効果なしで鼻の周りを赤くして来店された。
症状; 透明の鼻水が止めどなく出、クシャミも多い、目も涙でうるうる、背筋がゾクゾク冷えて落ち着かない、鼻炎になってから手足が冷える、頭重感あり、食欲やや減、関節や筋肉の痛みはない、大小便並。遠出の旅で疲れたとのこと。舌診;血色悪い(淡)、白苔あり、形は大きい(胖大)。
病状の解析(弁証);背筋ゾクゾクから、一瞬風邪(かぜ)かと思ったが毎年この季節鼻炎になるということから花粉症と判断した。過労から体を温める働き(陽気)が低下し肺の本来の仕事である水液を気化する力が不足し(肺の陽虚)、さらに高齢者でもあり内分泌機能低下により陽気の根源である腎の温煦作用(*)の減退により冷え(寒証)を自覚することになり、免疫力が落ちたところに風邪(ふうじゃ=花粉などのアレルギー物質)と寒邪に感作し強い寒気と多量の鼻水の症状が出てしまった。中医学漢方ではこのように肺や腎の温煦作用の働きが低下した状態を肺腎陽虚(気の不足は陽気の不足を生みやすい)と表現している。
漢方処方内容;肺と腎を温める生薬: 桂皮 山薬 山茱萸 熟地黄 細辛 杜仲 麻黄 菟絲子 附子・・・・・ などの生薬に、鼻炎の特効薬 辛夷(ハクモクレンの花蕾)を配合し煎じ薬をつくってみた。
著効があり、二日目には諸症状は解消した。ビールなどの冷えたものを避け、体温以上の飲食物の摂取と、ニンニクや生姜・ネギ・ニラなど体を温める食べ物を多く摂るように、また蛋白質にはスパイスを必ずお願いした。
*温煦作用(おんくさよう):エネルギー代謝や循環機能をおこなうことにより体温を維持管理する こと。
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夏季の花粉症(アレルギー性鼻炎)の漢方療法
http://homek.exblog.jp/23599682/
2015-08-25T17:35:00+09:00
2015-08-26T12:27:21+09:00
2015-08-25T17:35:12+09:00
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花粉症・鼻炎
イネ科の植物の花粉にによるアレルギー性鼻炎です。
中医学漢方では、アレルギーを引き起こす花粉の侵入を防ぐ役割を果たしているのが「気」の一種「衛気 えき」というエネルギーです。衛気は花粉などの風邪(ふうじゃ)から体を守る「免疫力・抵抗力」で体表を保護し、汗腺や立毛筋を調節して体温を調整する働きがあり、全身をバリアーのごとく覆い包んでいます。
漢方では「発汗はエネルギー(気)と栄養物質を含む体液(津液 しんえき)が漏れる」 ことと考えていますので、その結果、衛気虚と津液不足になり体力も低下し、容易に外邪である花粉に犯されクシャミ・鼻水を伴った夏の花粉症を発症することになります。
暑邪による過剰な発汗で衛気と津液を失うことで肺の機能を傷め、冷たい飲食物で胃腸は気を生む機能の低下をきたした状態にあり、こうした気と津液の消耗と生成の妨げは中暑(暑さにあたる)の体にとってダブルパンチとなりより一層体力を消耗させます。。
それ故、夏の花粉症の治療と予防は肺や脾胃の機能を高め、体内の衛気を十分に養い免疫力を高めることにつきます。
夏の花粉症の繁用漢方薬
花粉に侵入されるのは気の防御機能の不足であり、過剰な発汗は気の固摂作用の失調であり、透明な鼻水は肺の気化作用の失調によるものなのでいずれも衛気を補う黄耆、西洋人参、白朮などを主に用い 通鼻薬の蒼耳子、辛夷、白芷などを加えます。即効性で優れた効果を発揮します。
衛益顆粒、玉屏風散、補中益気湯、清暑益気湯、六君子湯、苓甘姜味辛夏仁湯、蒼耳散などの製剤があります。
花粉症の漢方薬にはT.P.O.が必要
春の時に効果があったからと夏の花粉症に小青竜湯や麻黄附子細辛湯などを自己判断で服用されている方が多く見られます。これらは肺を温める作用が強いので夏季は禁忌です。漢方専門薬局でご相談を!
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花粉症は漢方で快適な春に
http://homek.exblog.jp/22824588/
2015-02-21T18:42:00+09:00
2015-02-22T09:19:43+09:00
2015-02-21T18:42:51+09:00
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花粉症・鼻炎
漢方中医学では、花粉や気温の変化に対しての体の第一の守りを{衛気(えいき)=からだの防衛力}といいこの衛気が体表部や体内の粘膜のバリアの役割をはたしています。
人は本来は常に周囲の環境に適応して健康に生きられるように体の中に侵入してきた病原菌やウイルスや花粉などを排除、死滅させたり、体内の変異細胞を排除する防衛システムを持っています。この防衛システムが免疫といわれるものです。
かぜは免疫の不足から、花粉症は免疫の過剰反応から起きる病ですが、不足・過剰の違いはあるもののいずれにしても本来持っているはずの免疫調節能力が低下していることに変わりはありません。この免疫調節能力の低下こそが漢方でいう “衛気不足”の正体です。
衛気不足(衛気虚)の症状
衛気は脾肺が支配していますので食欲不振や風邪をひきやすい、汗をかきやすい、のどが弱くて炎症を起こしやすい、鼻がいつもぐずぐずしている、低体温、寒がり、冷え症などが みられます。
花粉症には二つのタイプがあります
二十四節気の ”雨水”の前後になると鼻がムズムズ、クシャミ、鼻水などの花粉性鼻炎の症状を発症する方は衛気が不足(自分を守る力の不足)なのです。衛気を補うことが必須です。
① 冷えタイプ(このタイプが多い)
クシャミ、透明の鼻水が多い、鼻つまり、背筋に寒気が走る、頭重、倦怠感、涙目などの症状が多く、早朝に激しい症状(モーニングアタック)が起きる。
乾姜、甘草、細辛、辛夷、半夏など体を温め水分代謝の改善を計ります。
◎ 体質が弱い人が発汗作用の強い漢方薬(小青龍湯など)を長く使うと衛気虚になります。要注意!
② 熱タイプ(このタイプは少ない)
クシャミ、鼻水(白濁)、鼻づまり、鼻や目がかゆい、充血眼、日中気温が上がると症状が悪化。
蒼耳子、菊花、インチンコウ、薄荷などを用い体にたまった熱を涼します。
花粉症の漢方根本療法
冷えタイプにしても、熱タイプにしても上記の療法は単に症状を抑える対症療法(標治法)にすぎません。
根本療法は先述の衛気不足を補い免疫調節能力を上げる生薬の ”黄耆(おおぎ)”がメインの漢方処方が必要になります。
玉屏風散(衛益顆粒)・黄耆建中湯(補気建中湯)・補中益気湯などがあります。
鼻は肺に酸素を取り入れる大切な器官です。鼻水や鼻づまりで口呼吸を余儀なくされることは体を酸欠状態にさらすことになり体のみならず脳の働きも鈍化させることになり仕事や学業の妨げになり社会の損失です。この酸欠や抗アレルギー剤による生体機能の低下はインペアードパホーマンスといい、”気づきにくい能力低下”をもたらし気づかないうちにミスを起こすことになりますので軽い病とみては危険です。
免疫調節能力を上げ根治療法ができる漢方療法がお薦めです。倦怠感や鼻やのどの粘膜が乾くなど副作用の無い体質に合った漢方薬を調合いたします。
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花粉症になる人 ならない人
http://homek.exblog.jp/21714224/
2014-02-22T21:19:00+09:00
2014-02-22T21:36:30+09:00
2014-02-22T21:20:02+09:00
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花粉症・鼻炎
日頃のウォーキングコースの杉の木の果序も雨水をイッパイ含んで花粉をはじき出す準備が整いつつあります。40代前後の頃は車の運転も出来ないくらいの鼻炎患者でしたが今では花粉を浴びても被害はありません。漢方薬での体質改善に助けられました。
人間は細菌やウイルス(漢方では風邪=ふうじゃ)が体内に侵入したときに「抗原抗体反応」を起こして身体を守ろうとします。それが正常のレベルであれば免疫として身体を防御するのですが過剰すぎるとアレルギー反応となり、からだに害を及ぼすようになります。
花粉症になる人 ならない人
同じ環境の中にいても症状が出る人と全く無反応の人がいます。どこに両者の違いがあるのでしょうか。中医学漢方ではアレルギー性鼻炎を引き起こす最大の原因は「からだの中の過剰な水分」(内因)と考えています。中医学漢方では「あらゆる外因は内因を経由して発症する」といって花粉症は花粉という外邪が内因である水分代謝の悪い人を探してアレルギー反応を起こしていると考えます。したがって水分代謝の正常な人は正気(免疫力)があり花粉症にならないのです。
日常生活で冷たいものを摂り過ぎたり、過労や加齢、ストレス過多などがあると胃腸の働きが衰えて水分代謝が悪くなります。こうなると消化吸収力も低下するので代謝されない水が体内に残るようになります。これらは病的な水分(漢方では痰湿という)ですので、からだの生理機能に影響を与え
肺の防衛力も低下して花粉などの非常に軽度なアレルギー物質を受け入れてしまいます。
からだの中にいったん病的な水分が溜まるとその改善には年月を要します。その為毎年春の季節になると花粉症に悩まされるようになるのです。五臓六腑のうちで水分代謝に関係する臓器は胃腸(脾)・肺・腎ですのでどの臓器の機能が落ちているのか見極めその機能をアップし体調をととのえることが大切です。
当店の漢方薬の特徴
体質をよく伺い、オリジナル漢方薬を調合いたします。エキス剤で適応処方がない場合は煎じ薬を造ります。抗アレルギー薬のような ねむけ、だるさ、鼻やのどの乾き、注意力散漫などの副作用は皆無です。ご相談ください。
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花粉症治療は・・・新薬?漢方薬?
http://homek.exblog.jp/17321592/
2012-02-04T17:46:00+09:00
2012-02-04T17:52:22+09:00
2012-02-04T17:46:39+09:00
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花粉症・鼻炎
花粉症鼻炎の主な症状は
鼻の症状;くしゃみ、鼻水、鼻づまり、鼻粘膜のかゆみ
目の症状;目のかゆみ、充血、なみだ目
その他;頭が重い、さむけ、外耳道のかゆみ、息苦しさ、寝苦しさ など多岐に亘ります。
このような症状に対し、耳鼻科では第二世代抗ヒスタミン、ステロイドの点鼻薬や内服薬などが主に処方されています。資料の整理をしていると面白いレポートがありました。前C大学病院耳鼻科教授A・Kさんが抗ヒスタミン薬治療に対する満足度を調査したところ「何らかの不満があった」との回答が65%を占め、そのうちの66%の方が最も不満を感じた項目として「効果不十分」であったと報告しています。思いのほか新薬の効果が低いのに驚かされました。また、眠気や口の渇き、排尿障害などのほかインペアードパホーマンスなどの副作用も問題視されています。
漢方での対策は、体質に合わせた用薬で十分に研究されていて副作用もなく高い治療効果があります。
花粉症などのアレルギー症状が起こりやすいのは
1.虚弱体質の人
2.呼吸器の弱い人
3.胃腸の弱い人 などに多く発症します。
虚弱体質の人はからだを温める力が不足しエネルギー不足のため免疫力のバランスが悪いために花粉などの外敵に侵されやすくなります。
呼吸器の弱い人は呼吸器には邪気(風邪というウイルスや花粉や寒邪という冷えなど)の侵入防ぐバリア機能があるのですが、その機能低下は防御システムを十分に発揮できません。
胃腸の弱い人は食べ物をエネルギー化出来ず全身の臓器の機能低下を引き起こします。
このような鼻炎体質に対し漢方では肺や胃腸(脾)、腎の機能を高める生薬を用いることで、それぞれの臓器の機能を正常化させます。
特に花粉性鼻炎の特徴である水様鼻水などは肺の気化力の低下であり、肺にめぐってくる津液(しんえき;からだに有益な液)を水蒸気化できず水様鼻水になって漏れでるようになるのです。
この水様鼻水は栄養のあるエネルギーが含まれた有益な水分(津液)ですから疲れやすくなったり、皮膚の乾きを自覚するようになります。
鼻炎の根源は肺・脾(胃腸)・腎の機能の低下ですので肺や胃腸・腎を温めこの津液の気化力を高めることこそ花粉性鼻炎の基本治療といえます。勿論これらの大切な臓器を冷やさない食養生も大切です。
今冬は寒さが厳しく、からだがかなり冷えていて寒邪による内臓機能が低下している方が多いと思いますので、花粉が少ないとはいえ注意が必要です。
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漢方で花粉症の予防と治療
http://homek.exblog.jp/17270538/
2012-01-25T12:31:00+09:00
2012-01-25T13:48:52+09:00
2012-01-25T12:31:16+09:00
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花粉症・鼻炎
でも、アレルギー体質・特に花粉症の方にとっては辛い春です。毎年春が来るのが恐ろしい人も見受けます。
快適な春を迎えられるように漢方的に体質を変えててみませんか!!。
もしかして、からだを温める力が足りない?
天気のよい日・・・「お日さま」は、ぽかぽかしてとてもとても気持ちのいいもの。どこか出掛けようか、誰かと会おうか、家の片付けをしっかりやろうかと、とても活動的になるものです。
わたしたちのからだのなかにも、「お日さま」のように、からだを温める力があって、それが十分足りていると活動は伸びやかで元気です。しかし、その力が不足しているときは、からだも冷えて縮こまり場合によっては健やかなからだの営みに支障をきたすこともあるのです。
「腹が減っては戦はできない」と言われるように、飲食物をからだのなかでエネルギーに変えて人は活動をしています。ただ自動車のように、ガソリンを入れさえすれば、エンジンが廻り、走るだけのものではありません。栄養バランスのとれた食事をすることは勿論ですが、胃腸機能に負担をかけるような食生活や嗜好品も要注意です。例えば、冷たい飲食物を過度に摂っていると、からだのなかが慢性的に冷え、胃腸もその働きが緩慢になります。
思い当たることありませんか?
陽虚の症状 脾虚の症状
●手足が冷たい ●食欲がない ●疲れやすい
●温かいものを飲みたがる ●すぐ座りたがる ●汗が出やすい
●寒い日が苦手、クーラーで体調が悪くなる ●すぐ息が切れる
●お腹がよく冷える ●時々立ちくらみがする
●かぜをひきやすい ●軟便・下痢になりやすいなど
漢方では、からだを温める力が不足している状態を陽虚(ようきょ)といい、
胃腸機能が停滞し、エネルギー不足の状態を脾虚(ひきょ)といいます。
健やかな毎日が過ごせるように
①栄養バランスを考えた食事をする
②冷たい飲食物は、摂り過ぎない
③睡眠を十分に取れるよう早めに就寝する
④無理の無いよう適度に運動を行い、筋力の低下を防止する
⑤ストレスをため込まないよう、気分転換をする
(漢方療法推進会資料より抜粋)
当店では漢方療法推進会より「カウンセリングが出来る店」に指定されています。からだを温める漢方薬を多数用意していますので体質に合った漢方薬にきっと出会えます。眠気やのどの渇きなどの副作用のない漢方薬で快適な春を過ごしましょう!!。
漢方薬には4000年に及ぶ歴史の知恵がつまっています。
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花粉症・季節性アレルギー性鼻炎 -抗アレルギー薬の害ー
http://homek.exblog.jp/9640201/
2009-02-18T17:21:00+09:00
2011-04-27T22:13:35+09:00
2009-02-18T17:22:35+09:00
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花粉症・鼻炎
この季節、多くの花粉症の方は抗アレルギー薬(抗ヒスタミン薬)入りの鼻炎薬を服用されていることと思いますが、眠気のほかに集中力や判断力、作業能力の低下に悩んでいるのではないでしょうか。
前回のページで抗アレルギー薬の副作用のインペアード・パフォーマンス(気づきにくい能力低下)をご紹介いたしましたが、このことに関連して車の運転に重大な支障があることを東北大学サイクロトロンRIセンター・田代 学 准教授が発表されています。
それによると、抗アレルギー薬を服用した成人男性に運転シュミレーターを操作させ3分間走行させたところ、車線からはみ出す蛇行運転が抗アレルギー薬を服用していない人より三倍も多かったということです。
このことは、抗アレルギー薬服用者は脳の働きも「視覚野」「頭頂葉」といった情報処理をつかさどる部位の機能が抑制され運転動作の低下を招いたといえます。
アメリカの大多数の州では、抗アレルギー薬をのんでの車の運転は禁止されているとのことですから、日本でもいずれそのような法律が出来るのかもしれません。
この季節、車線からはみ出しを繰り返す蛇行運転の車のそばには近寄らず併走を避けるのが身のためといえます。
花粉症で車を運転される方は、このような副作用がなく即効性の漢方鼻炎薬を選択されるのがBESTです。
体質に合わせて即効漢方鼻炎薬を調合いたします。
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花粉症・季節性アレルギー性鼻炎 -抗アレルギー薬の害ー
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2009-02-17T17:29:00+09:00
2011-04-27T22:13:35+09:00
2009-02-17T17:30:56+09:00
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花粉症・鼻炎
「風邪薬をのんで某国・大臣がシドロモドロの記者会見」の報道を見て驚きました。予てから新薬の風邪薬や花粉症薬の眠気やだるさ、集中力や判断力の低下などの副作用は危険と説いてきましたが、こんな形で現実のことになってしまい、これが良い警鐘になればと思います。
東北大学・大学院医学研究科・薬理学講座の谷内一彦教授は抗アレルギー薬の副作用に関し「自覚症状のない集中力の低下・判断力の低下」に注目、インペアード・パフォーマンスimpaired performance(気づきにくい能力ダウン)に対する啓発をセミナーで発表されて注意を呼びかけています。
「脳内に移行しやすい抗アレルギー薬の場合、一回の服薬でウイスキーを三杯飲んだのと同じくらい集中力が低下する」と指摘されています。花粉症の新薬による治療の場合、抗アレルギー薬は避けて通れないので、インペアード・パフォーマンスのことは最大限注意が必要です。
眠気やだるさなど自覚があれば対処も可能ですが、自分も周囲も気づかないうちに集中力や判断力・作業能率が低下してしまうとしたら恐ろしいことで社会の損失でもあります。厄介なのは、これらのことが薬の影響だと気づかないで車などの運転をしてしまうことです。
「気づきにくい能力ダウン」を避けるには、抗アレルギー薬を服まないことに尽きますが、安全に風邪や花粉症を乗り切る方法に4000年の治験を経た漢方薬があります。花粉症のビジネスマン・職業ドライバー・受験生・授乳中の方など抗アレルギー薬より安全・即効性で副作用のない漢方薬に期待してみてください。
そこには快適な春が待っています。
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