大自然の生命力とつながる食生活17項目の解説 5~9
”npo大地といのちの会”より
5.元気な土で育った美味しい野菜を選ぶ
旬の普通野菜で3と4が実行できたら、次は土作りを徹低した畑で、雨風や紫外線を乗り越えて育った無農薬無化学肥料の路地野菜を選ぶ。栄養価も高く硝酸も少ないため、生のまま数口食べた後の後味が良い。日頃から野菜を生で食べて後味を確かめ、元気な土の生産者を支えよう。
6.海草をいただこう
わかめ、昆布、アオサ、のり、寒天は、私たちの母なる海からの贈り物。ミネラルたっぷりで、日本人は昔から毎日いただいていた。昆布はだしに使った後、そのまま食べられる。
7.食事の量の半分はご飯をいただく
親は子ども(タネ)に大切なもの全てを渡す。だからタネは生命力のエッセンス。ご飯をたくさん食べるためには間食しないこと。新鮮なごま塩を常備しふりかけに使うとなお良い。ピーマン、カボチャのタネもいただける。タネになる前の菜の花類もミネラルなど命いっぱい。
8.玄米か分づき米か雑穀入りご飯にする
ヒエ、キビ、アワ、アマランサス、小豆、麦、黒米をちょっと加えよう。玄米から四分づきでいただこう。炊飯直前に玄米を家庭用精米機(2万円前後)で分づき精米すると、水で研ぐ手間が不要で、普通に炊飯器で炊ける。
9.朝はご飯と味噌汁
旬の野菜をたっぷり入れて。味噌は国産大豆のものを選ぼう。昆布、煮干など、出汁こそ命のエッセンス。化学調味料は使わない。朝食べなかったら夕食で。
コメント:我が家の食生活
近くのミニ菜園で牛ふんと油かすをたっぷり入れた有機野菜を育てています。春には菜の花がつぼみのうちの”菜花”を沢山食べることができます。夏にはトマトやキュウリ、ゴーヤなどがとても美味しくできます。自分で作った採れたて野菜を食べることができるのは最高の贅沢です。
漢方食養生では”
身土不二”といって、「身近な土地で育ったものはそこに住む人に補う力を与える」と述べています。
つづく
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