ブログトップ
<   2018年 02月 ( 3 )   > この月の画像一覧
産みたいのに産めない~ 卵子の老化の衝撃  
 いま、全国の不妊治療クリニックに、30代、40代の女性たちが次々と訪れ、衝撃をうけている。健康なのに、妊娠の可能性が低いと告げられるのだ。原因は「卵子の老化」。女性の卵子は年齢とともに年を重ね、35歳の女性が出産できる可能性は20歳代の半分になる。

 しかし、多くの女性はこの事実を治療に来て初めて知るという。晩婚化が進む現代、不妊は先進国共通の課題だ。しかし、日本は特異な状況にある。不妊の検査や治療を受けたことがある夫婦は、6組に1組。不妊治療のクリニックが世界一多く、体外受精の実施数も世界一になっている。女性の社会進出を進める一方で、いつ産むのかという視点を見過ごしてきた日本のひずみが現われている

 「卵子の老化」による不妊をさらに深刻化させる一因は、男性側にもある。実は不妊の原因の半分は男性側にあるが、夫が不妊の検査に行きたがらず、ようやく治療が始まった時には妻の卵子が老化しているというケースが後を絶たない

 専門家は「早くに気付いて治療すれば、自然妊娠が見込めるケースも多い」と指摘する。

         NHKスペシャル  平成24年6月23日放送から引用

今まで気になっていた番組でした。漢方の立場から妊活治療に関わっている者にとっては「いつ産むかという視点」を真剣に考えてほしいと思います。

当店では「卵子の老化」に対する漢方薬を個人差に対応できるよう多数用意しています。


漢方ホーム薬局のHPはこちら
定休日;日・月・祝日   営業日;火~土  Am9.~Pm6.
by home-k | 2018-02-21 15:26 | 婦人科疾患と漢方
妊活と野菜作り
e0024094_16112164.jpg

成功率を高める妊活は良質の 食養生 生活習慣から生まれた栄養豊かな血液そして育ちの良い精子・卵子、さらにふかふかベットのような内膜の子宮などの充実が理想です。

 人は自然界の一員、自然界には参考になるヒントがたくさんあります。よりご理解をいただくために野菜作りに置き換えて妊活を考えてみました。

 美味しい野菜をいただくのには肥沃な畑(土壌=子宮)に良質な種子(精子・卵子)を蒔き、発芽(着床)させ、水やり追肥(栄養血液)をしながら美味しさを増して収穫(出産)となります。痩せた畑に良い種を蒔いても又肥沃な畑に未成熟な種を蒔いても、又肥沃な畑・良質な種が揃っても水やり追肥の管理(安胎)が悪ければ育ちの悪いものができるか立ち枯(流産)れになりかねません。妊活の体調管理にはホルモン剤ではなく基礎的な妊娠力を高めることができる漢方薬があり安胎にも最適です。

 小生も猫の額ほどの畑に、春は菜花・夏はミニトマト キュウリ ゴウヤなどを育て収穫を楽しんでいます。連作は育ちが悪いといわれていますが土づくりが良いのか20年来の連作に耐えておいしい野菜が沢山採れます。実りの後には御礼肥料も大切です(身体も同様)。


漢方ホーム薬局のHPはこちら
定休日;日・月・祝日   営業日;火~土  Am9.~Pm6.
by home-k | 2018-02-17 16:17 | 婦人科疾患と漢方
不妊相談:良質な卵子づくり 基礎的妊娠力を整える漢方のチカラ
 漢方の古典に「求子ノ法ハ調経ヲ先ンズベシ」(女科証治準縄)とあり調経の上、良質な卵子を得ることが基礎的妊娠力を整える重要な要素となると説いています。
e0024094_12580542.jpg 単に調経といっても卵胞の形成過程には約一年を要しその間に十三回の正常な月経を経なければならないことも認識していなければなりません。

 調経のための観察ポイント

1.自然周期による月経周期  周期は28日±3日が理想で低温期(卵胞期)は14日前後高温期(黄体期)は14日前後が望ましい

2.基礎体温表(BBT)を読む  ホルモン剤などの影響を受けない自然周期による体温の高・低の波形が大切で高低差が0.3℃以上の二層型が望ましい。
(低温期は36.2℃~36.5℃、高温期は36.7℃~37℃)BBTの波形がジグザグや排卵後の体温上昇が遅いなどは異常が多い。卵巣は左右で二個あるので二周期以上の安定が必要です。  PMSの有無。

3.月経痛の有無 痛みが無いのが正常。痛みは子宮・卵巣の異常であり生理期の前半か、後半か、または痛みの程度(シクシク、引きつる、刺すような)も。

4.月経の量・色・質  量(過多、過少、不定)、色(淡紅、暗紅)、質(粘調、希薄、血塊)

5.帯下(おりもの) 精子の通過を促進するために必要で排卵期に卵白様のおりものがある。

6.着床力は子宮内膜の厚さ・硬さ 内膜の厚さ(排卵期で8~13ミリ)受精卵が着床しやすいふかふかベット(内膜)薄ければ硬い。

7.最適漢方薬を選ぶ上で参考になる検査値  FSH,LH,E2、PRL,
 P4,AMH,排卵期の内膜の厚さ、卵胞の大きさ、ART回数 ・・・etc

 良質な卵子とは受精が可能で受精後も成長を続け、子宮内膜に着床し妊娠が継続し無事、出産に至ることです。

 調経は卵巣や子宮を中心に考えがちですが漢方では不妊症の多くは生殖機能やホルモン系に関係する腎の働きが衰えて起きる障害と考えています。腎は単なる腎臓を指すのではなく人間の生長・発育・生殖のもととなる臓器で漢方の古典・黄帝内経にも腎の老化を防止することで卵子の老化を防ぐことができると説いています。



漢方ホーム薬局のHPはこちら
定休日;日・月・祝日   営業日;火~土  Am9.~Pm6.
by home-k | 2018-02-04 12:59 | 婦人科疾患と漢方