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咲いた咲いた彼岸花
 暑さ寒さも彼岸まで・・・と言いますが・・・・ついこの間まで生命の危険をかんじる猛暑だった夏も秋の彼岸ともなると涼しいそよ風に季節の移ろいを感じます。植物の世界でも季節を感じ出番を忘れることなく彼岸になるとあの美しい造形美の紅い花、彼岸花が咲き始めます。我がウォーキングコースでも秋の虫の声とともに紅い花の曼珠沙華を沢山見ることができます。

 我が家では、2年前にご近所の方にいただいた彼岸花の変種・黄色のリコリスオーレア(写真)が4本も花をつけ道行く人に褒められ美しく咲き誇っています。
咲いた咲いた彼岸花_e0024094_14443271.jpg
ヒガンバナは曼珠沙華ともいい、その球根(鱗茎=石蒜)は鎮痛・降圧・催吐・去痰などに使われていましたが今は使われていません。昔はすりつぶしたものを屏風や襖の下張に使うと虫がつかないといわれ、よく用いられたようです。

明日はお彼岸のお中日、お蔭様で健康で楽しい人生を送らせていただいていることに感謝の気持ちを伝えにご先祖様の墓参に行く予定です。

 

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# by home-k | 2018-09-22 15:13 | 身近な薬用植物
秋の漢方的養生 中国医学の古典に学ぶ
2000年前も前に書かれた中国の医学書 黄帝内経素問に今でも通用する四季の養生が記載されています。そのうち、「秋の養生」を転記してみました。

 秋の三か月間を、容平(ようへい)という。それはものの形が定まる季節である。
この期間は、天地の気が引き締まって澄んでくるように、すべてのものが収斂してく      る。
この時にあっては、早く寝て早く起きることが、ちょうど鶏の寝起きのようであるべきだ。志を安らかにして、あれもしなければならなかった、これもしなければならなかったと、心の中に欲望を押し込めるようなことはせず、遂げ得なかった志を悔やむことなく、心をゆったりとさせる。精神を落ちつかせて、秋の天地の粛殺の気が身体を損なうことのないようにし、志を遂げようとしてやたらと動き回り、冷えを受けて肺の臓を冷やすことが無いようにしなければならない。そのようにできれば、それが秋における収斂を特徴とする天地の気に相応じる所以であって、これこそ、秋時の養生法というものだ。
 もしこの養生法に従わず、むやみに精神を動揺させたり、あるいは秋の冷えにあたりながら過労したりすると、秋に盛んに活動している肺の臓が傷害されて病となる。たとえすぐには発病しなくても、冬が来ると、これが因となって下痢をおこす病となる。それは、秋に受けた障害が元になって、冬の蟄蔵(ちゅうぞう)の気力が減少する結果、病が表面に出てくることになるのだ。


とあり、秋冷に注意し、春・夏の季節のような活動的な行動にブレーキをかけた生活が大切としています。蟄蔵の気とは蓄えたエネルギーのこと?。秋の漢方的養生 中国医学の古典に学ぶ_e0024094_10474169.jpg


 


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# by home-k | 2018-09-18 13:48 | 季節の養生
「漢方」がNHK TVで放送されます
ホントの力~科学で迫る 鍼灸・漢方薬・ヨガ~

 NHK TV 総合1             「漢方」がNHK TVで放送されます_e0024094_10474169.jpg


第一部 9月24日(月)pm7:30~8:43
第二部  同     pm9:00~10:00

どのような内容で放送されるか不明ですが必見です。より理解が進むことを期待しています。




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# by home-k | 2018-09-18 10:52 | 漢方の話題
酷暑に多い疾患・治験報告 膀胱炎
酷暑が体を蝕む!!漢方治験例 そのⅡ 膀胱炎

 59歳  女性

頻尿で残尿感、排尿痛があるので病院を受診、尿検査。「無菌性の膀胱炎」と診断された。無菌性なのに抗生剤が処方されたことに???・・?。3日服用したが全く改善されず来店。

問診;暑さ負けしたのか倦怠感、食欲不振、イライラ、不眠、のぼせがあり今までになく体調が悪いと。頻尿・残尿感・排尿痛・下腹張り痛み・濃縮尿で量が少なく不爽。
舌診;形やや大・舌辺紅・中央に黄色の苔・舌裏静脈少々異常あり。

この方は普段から神経過敏でイライラがあり(肝火)、そのうえ暑さもストレスとなり「心」に負担がかかった(心火)状態にあり、その火は熱となり腎・膀胱の異常をきたしたものと判断し、このような場合は蓮の実(蓮子)が主剤の清心蓮子飲の効果が期待でき,そのうえ暑さで疲労困憊にも配慮した生薬も配合されている。さらに利尿作用の猪苓湯を配合し煎じ薬を処方してみた。後日、4日で効果の報有。酷暑に多い疾患・治験報告 膀胱炎_e0024094_17082110.jpg

 日本の夏は高温多湿故、その熱と湿気は人体に様々な悪影響をあたえ生命の危機をも感じさせ、日常の生活でも最も暮らしにくい日々だと思います。3000年余の臨床経験を積み重ねた人類の宝・中国医学(中医学漢方)こそ人類の健康な生活づくりに役立つものがあると確信しています。





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# by home-k | 2018-08-22 16:33 | 膀胱炎
酷暑に多い疾患・治験報告 歯痛

酷暑が体を蝕む!!漢方治験例 そのⅠ  歯痛   

 歯の痛み  76歳女性
 
  酷暑が続くこの夏、上顎大臼歯(左側)が浮いたように腫れ痛む。食べ物が噛めないので流動食のように食事は流し込む。市販の鎮痛剤を2日服用したが効かないと来店。
歯の痛みが放散するのか頭痛や顔面が熱いという症状がある。
舌診;舌色は紅、表面に黄色の苔が多い、舌の形は大きい、歯の痕が舌辺に多い、舌裏静脈は黒く太いなどがあり湿熱の病症と判断。

 常日頃水分代謝の悪い体質は水の停滞を招き(内湿)、その水湿に過剰な暑さが消化器系から入り込み加熱され湿熱の邪となり経絡に侵入し(陽明経の湿熱)発症した病症と判断した。酷暑に多い疾患・治験報告 歯痛_e0024094_17441671.jpg



 湿熱の病症でも湿と熱のバランスの判断が大切でこの症例では熱に偏っていると判断し、清胃散と甘露飲をベースに血流を改善する(瘀血)生薬を配合した(5日分)。

 後日談;一回の服用で痛みは半減し、三日目には歯の浮いた感はあるものの噛むことができ、2週間後には好物のピーナッツも食べられるようになった。一時は抜歯かな?と思ったが漢方で改善できてよかったと感謝された。詳細な弁証論治が大切なことを思い知らされた。





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# by home-k | 2018-08-21 17:28 | 痛みと漢方