2018年 08月 10日
誠に勝手ですが下記のとうり夏休みを取らせていただきます。
8月11日(土) ~ 15日(水) 5日間 身の危険を感じる猛暑が続いています。体調管理はしっかりと。ご自愛ください。 急用の際には電話をしてみてください。 #
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| 2018-08-10 14:29
| お知らせ
2018年 07月 21日
暑さには汗が付きまといます。普通の暑さでの自然発汗はクールダウンであり、また体の老廃物を排出し代謝を活発化するためにも必要な生理現象です。
酷暑のこの夏は異常な発汗を感じている方が多いのではないでしょうか。 季節や天候が体の生理機能に及ぼす影響を重視する中医学漢方では「心(しん)は暑熱を悪(にく)む」といい、暑熱が心の生理機能に多大なダメージを与えるとしています。 この炎熱下では、体はオーバーヒート気味で熱中症様症状気味の方が多いのではないかと危惧しています。 また、中医学の古典では「心(しん)は汗を主る」「汗は心の液」ともいい心と汗は深い関係にあることを指摘しています。異常な発汗が見られる病に心筋梗塞や狭心症があります。 汗のもとは血液です。血液の中の水分(血漿)が汗として流失すれば血液は濃くなり血流は悪化し心の機能が発揮されなくなるので心筋梗塞や脳梗塞などの循環器疾患を引き起こしかねません。中医学漢方では血漿や組織液など栄養のある体液を津液(しんえき)といいます。それ故、発汗過多はこれらの栄養物(気・血)を失うことでもあり、このような場合津液を補う生薬を用いて血液の潤いに対応いたします。 熱中症予備軍の症状 体のほてり、めまい、頭がボーっとする、口の渇き、吐き気、動悸、息切れ、生あくび、体温高い、言葉がもつれる、黄色い汗、舌の苔が黄色、小便色濃い、便秘など。 意識障害は病院へ 西洋人参、白虎加人参湯、三黄瀉心湯、清暑益気湯、生脈散(麦味参)、炙甘草湯、天王補心丹、蒿芩清胆湯、感応丸などが繁用されます。 暑い環境で起こる健康の障害を中国医学3000年余の歴史の中の知恵を応用し、この酷暑を乗り切りたいものです。 漢方ホーム薬局のHPはこちら 定休日;日・月・祝日 営業日;火~土 Am9.~Pm6. #
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| 2018-07-21 17:35
| 季節の養生
2018年 07月 11日
2000年も前に書かれた中国の医学書・黄帝内経 素問に今でも通用する四季の養生が記載されています。そのうちの夏の養生を転記しました。
夏の三か月間を、蕃秀(ばんしゅう)という。それは花咲栄える季節である。 この期間は天地の陰陽の気が活発に交流し合って、生きとし生けるものすべて、花咲き実る盛んな時である。 この時にあっては、人々は夜は夜更かしすることなく、朝は早く起床し、日の長いのに倦むことがないようにする。精神的には志をたかぶらせることなくのびのびとし、肉体的にはうっとうしさを除いて、陽気を体外に泄らしてやる。この時にはすべて発散させるようにし、鬱積することのないように気をつけるべきである。そのようにできれば、それが夏における成長を特徴とする天地の気に相応じることであって、これこそ、夏時の養生法であるというものだ。 この養生法に逆らって心をうつうつさせたり、身体に鬱熱させたりすると、夏に盛んに活動する心の臓が傷害されて病となる。たとえすぐに発病しなくても、秋がくるとこれが原因となり、おこり*となる。即ち夏にうけた傷害が元になって秋の収斂の気力が減少する結果病が表面にでてくるのだ。 とあり、特に「陽気を体外に泄らしてやる」は暑い=発汗の生理現象を上手に使うことを指しているのではないかと思います。暑い時こそ適度な発汗・発散が大切です。 *おこり は間欠熱のこと。 漢方ホーム薬局のHPはこちら 定休日;日・月・祝日 営業日;火~土 Am9.~Pm6. #
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| 2018-07-11 14:04
| 季節の養生
2018年 06月 20日
日本の気候は変化に富んでいて四季折々、自然界の変化を楽しむことができます。
その反面、気候の変化についていけない人も多くいます。春の風の害:めまい・花粉症。夏の暑さの害:熱中症・紅い湿疹。秋の乾燥の害:咳や皮膚の乾燥。冬の寒さの害:インフルエンザ・しもやけ・神経痛など・・・・・・。 なかでも、梅雨時は高温多湿、苔や藻、カビやぬめり(外湿)が目につきます。人の体も自然界同様に水虫や皮膚の化膿症、じくじく湿疹、陰部の痒み、カビ・ダニによるアレルギー性鼻炎、むくみや関節の腫れ、神経痛や痔・膀胱炎の悪化など ”湿気” の影響を受けた疾患が多く見られます。 湿気体質(痰湿)のチェック 2.肌が脂性、または吹き出物が出やすい 3.コレステロール、中性脂肪、体脂肪値が高い 4.頭が重く痛む、体が重だるい 5.めまいや吐き気がよくある 6.低気圧の接近や雨の日に体調が悪い 7.口が粘り、舌の表面に厚いベトベトした苔が多い など 中医学漢方では、このような体質は水分代謝を主る臓器の脾(消化器系)・肺・腎の共同作用が悪いからで「口から胃に入った水分は脾で吸収され肺に運ばれ全身を潤して一部は汗となり、また腎に運ばれ尿となり体外に排泄される」一つの代謝システムとして考えています。この過程の異常を見つけ漢方薬で対処します。 湿気体質(痰湿タイプ)の漢方的養生 1.甘いもの、果物など食べ過ぎない。炭酸飲料など飲みすぎない(就寝前の3時間は何も口にしない) 2.食物繊維の多い食事(雑穀類、海藻類、根菜類など)を心がける。食物繊維は腸内老廃物や余分な水分を吸収し便として排泄させる 3.コレステロールなど検査値の悪い人は青背魚を多く食べる 4.緑豆、緑豆春雨、冬瓜、はと麦、小豆(皮付き)は利尿作用がいい 5.インターバル・ウオーキングで良い汗をかく 6.除湿機、扇風機で湿気を追い出す 羗活勝湿湯、平胃散、藿香正気散、勝湿顆粒、三仁湯、清暑益気湯、五積散、療方昇陽などが繁用されています。 中医学漢方理論の応用で梅雨を乗り切りましょう。 漢方ホーム薬局のHPはこちら 定休日;日・月・祝日 営業日;火~土 Am9.~Pm6. #
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| 2018-06-20 18:18
| 季節の養生
2018年 05月 24日
2018.05.20(日)金時山1,212mへ 北口から528回目の山行。朝から皐月晴れの快晴のうえ湿度も低く自分にとっては一番体調の良い日です。車止めにつくなり純白の花を盛りこぼれんばかりにつけたヤマボウシの大木が出迎えてくれました。 頑張ってきれいな花を見せてくれています。愛おしいです。 午後出なので人影も少なく、深呼吸し山の精気を戴きながらゆっくりのんびり歩く。ここ一年半ほど体調が良くなかったので金時山は久しぶり。体調と相談しながらいつでもどこからでも引き返すつもりでしたが、それほど苦もなく登山道に作り付けの階段のNo.11・12に差しかかる。直登で25段位の急な登り。下山の人たちが上で待っていてくれる。見物人多数のため呼吸を整え一気に登る。見栄か・・でもそれができただけ体調がよくなっている証拠と自己満足したり。 一時間半ほどで山頂着。今日も富士山が美しい!!。 今日も多くの花たちに会えました。ヤマツツジ、マムシグサ、フタリシズカ、ニシキウツギ、ウマノアシガタ・・・・・・・。 体調いまいちは、一昨年の夏に駐車場の草取りを続けてやったことから膝を痛めてしまい一時はまともに歩けないありさまでした。フレイル(加齢による筋肉や心身の活力が低下した状態)の恐怖に付きまとわれました。漢方薬で手当てしインターバルウォーキング・社交ダンスのレッスンなどで筋力を養い、ようやく我が健康道場金時山の山道に挑戦できたのです。今日は心底嬉しい日になりました。 漢方ホーム薬局のHPはこちら 定休日;日・月・祝日 営業日;火~土 Am9.~Pm6. #
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| 2018-05-24 16:11
| 箱根・金時山の花
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